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月光好調!京急マリーナJ/24サマーレガッタ

 台風一過となった7月12、13日、相模湾で毎年恒例の『京急マリーナ J/24サマーレガッタ』が開催されました。今回は博多フリートから〈ステラの子〉が若手メンバーを中心に遠征参加し、合計13艇でのレースとなりました。12日は軽風に終始するものの、13日は午後から吹き上がり、全6レースを行いました。(文・写真/日本J/24クラス協会関東フリート広報)

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博多からの遠征チームを含めて13艇で開催されたJ/24サマーレガッタ

 12日、朝の北風が残る中で最初のレースが予定通り10時にスタートしましたが、最初の上マークを回ったところで風がなくなってしまいノーレース。昼過ぎまで風待ちとなります。この日の気温は30度以上あり、あまりの暑さに海水浴をする人もあちらこちらに。ようやく昼過ぎに第1レースが始まりました。

 10ノット前後の風の中、粘りの走りで徐々に順位を上げた〈祖国丸〉がトップフィニッシュ、〈ピンクキッス〉が続きます。第2、第3レースは〈月光〉、〈ラル〉がワンツーフィニッシュし、初日を終えて〈月光〉、〈ラル〉、〈ピンクキッス〉が上位に。勝負の行方は、2日目に懸かります。

 13日、予報では昼前後に南風が吹き上がる予報ですが、風待ちのあと11時ころ第4レース開始しました。1上レグ途中までに風が右に20度ほどシフトし右艇団がリードしますが、終盤で左のブローが入りやや挽回。2上マーク手前でスタボアプローチの〈リップル〉が抜け出し、そのままトップでフィニッシュします。

 続く第5レース、またもや右かと思いきや、スタート後にツータックしてリフトブローで抜け出した〈月光〉が上マークをトップ回航します。このレースは1位〈月光〉、2位〈ダボハゼ〉です。その後あっという間に一時20ノットオーバーまで吹き上がり、第6レースは全艇がヘッドセールをジェノアからジブチェンジするサバイバルコンディションで行われます。

 その中でクローズ、フリーともにスピードの アドバンテージを見せたのが〈祖国丸〉でした。サマーレガッタ優勝は〈月光〉、2位は最近好調の〈ピンクキッス〉、3位は〈ラル〉でした。次回は、8月24日に第6回フリートレースを予定しています。

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京急マリーナ J/24サマーレガッタ 成績

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優勝の〈月光〉。9月にはニューポートで開催されるJ/24世界選手権に出場します

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本年度好調の2位〈ピンクキッス〉。前田ヘルム、亀山トリマーの女性コンビも熟練の域に。前方を走る祖国丸チームは、同時期に開催された米ニューポートレガッタ(J/24クラス)にも出場していました

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山下姉妹が乗り込む3位〈ラル〉。今年のサマーレガッタは女性セーラーが大活躍しました

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