月光ボーイズ、伊ユニバーシアードに挑戦!
ただ今、われわれ月光ボーイズは(月光チームの若手マッチレース班)、「第7回大学マッチレース世界選手権」に出場するため、北イタリア・トレント州のレードロ湖に来ています。今大会は、国際学生スポーツ連盟(FISU)が主催し、2年に1度オリンピックの前後年に行われるユニバーシアードという大会です。(レポート・写真/市川航平)
大学マッチレース世界選手権・ユニバーシアードに出場する月光ボーイズ。写真右から、加藤、市川、中山、小池
ユニバーシアードは、17歳〜28歳を対象にした『ユース世代のためのオリンピック』とも称されるスポーツの祭典で、セーリングだけでなく多くのスポーツ競技が世界一の座をかけて争う大会です。開催国によって開催種目が変わるのも特徴で、今大会のセーリング競技はマッチレースが採用されています。
月光ボーイズは、昨年のU23大学マッチから本格的にマッチレースを始め、国内だけでなく海外でもマッチレースに挑戦し続けています。昨年9月にシンガポールで行われた「アジア・パシフィック・ステューデントカップ」、今年2月にオーストラリア西海岸のパースで行われた「ウォーレンジョーンズ・インターナショナル・ユースレガッタ」などの大会に出場し、その経験を活かして今大会に挑みます。
マッチレースの大会は、自分たちで艇を用意することはなく、全て大会が揃えたボートをチャーター、全チームが乗り換えをしながら行われます。海外の大会に行くと、日本にはなかなかない艇、1度も乗ったことのないボートで戦うことは当たり前で、その分、純粋なセーリング技術や、海面や環境への適応能力、レース中には対戦相手やアンパイアとの英語での熱いディスカッションも多々あり、本当に多くの力が必要とされるセーリング競技の1つだと私は思っています。
そんなマッチレースを通して、世界を舞台に戦えること、このステージへの挑戦を支援してくれたJSAFやJYMA、大学マッチ関係者、協賛キールボートオーナーの方々、そして月光チームと家族に感謝し、思う存分戦ってきたいと思います。
大会は6月30日〜7月5日まで。みなさん、応援よろしくお願いします!
ユニバーシアード・日本チームメンバー
スキッパー:市川航平(早稲田大)
バウマン :加藤文弥(早稲田大)
トリマー :中山遼平(東京大)
ピット :小池俊輝(首都大)
南アルプスでいちばん綺麗といわれるレードロ湖が舞台。ガルダ湖の北西に位置します
第7回大学マッチレース世界選手権
http://wuc2014.avll.it
大会Facebook
https://www.facebook.com/pages/7th-World-University-Championship-Match-Racing-2014/1377702092454540?fref=ts
Gekko Match Racing Facebook
https://www.facebook.com/gekko.matchracing
月光ブログ
http://gekkoj24.exblog.jp
大学マッチレース世界選手権・オープンクラス出場スキッパー
※数字は世界ランキング
AUS 1 GILMOUR Samuel 24
POL SADOWSKI Tymon 70
FIN RÖNNBERG Markus 75
GER MAIER-RING Adrian 78
GBR 1 WILKINSON Nicholas 94
TUR TUMSEN Yasar 106
JPN ICHIKAWA Kohei 114
SIN 1 LIU Justin 130
ITA 1 GALATI Valerio 136
FRA QUIROGA Pierre 138
AUS 2 GRIFFIN Jay 176
CAN 1 GARDNER Landon 183
GBR 2 MILLER Connor 229
SIN 2 LEE Sean 305
BRA GROCHTMANN Philip 376
RUS KATAEV Sergei 410
ITA 2 CAVALLARI Sandro 434
USA SNOW Nevin 844
CAN 2 HEARST Jason 958
ギルモア家の次男サムも参加しています。われわれは、男子or男女ミックスのオープンクラスでのレースですが、女子のレースもあるため、世界各国の同世代セーラーが大勢集まっています
昨年のアジア・パシフィック・ステューデントカップで親しくなったシンガポールチームとの再会しました!
下記は月光ボーイズのこれまでの国際大会に出場した記録です。ぜひ御覧ください
アジア・パシフィック・ステューデントカップ
ウォーレンジョーンズ・インターナショナル・ユースレガッタ
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
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