盛況開催!セイルヒロシマ2014レポート
6月13日〜15日、広島観音マリーナで「SAIL HIROSHIMA 2014」が開催されました。今大会は中四国学生ヨット選手権、全日本学生ヨット個人選手権 中国水域予選を兼ね、多くの学生選手が集まりました。また、スナイプ級は近隣の中国地方で活動する社会人をはじめ、遠方からの参加もあり、約40艇が参加。470級は学生やそのOBが大半を占め28艇でレースがおこなれました。(レポート・写真/SAIL HIROSHIMA 実行委員会)
SAIL HIROSHIMA 2014。今年は風に恵まれました
今年も招待選手としてスナイプ級の白石選手に来ていただき、また特別講師として上田選手を招いてコーチボートに乗っていただき、レースを外から見てもらうという新しい取り組みも行いました。
両日とも、朝から霧がかかる天候で、気温の上昇が遅れ南風の入りは10時半頃となり、D旗を14日が11時、15日は11時30分に掲揚しました。昼過ぎには南からの風、3〜4m/s弱でレースを開始することができ、その後は南南西からの安定した5m/s前後の中でのレースとなりました。
梅雨入りの中、天候にも恵まれ、結果的には2日間で470級は8レース、スナイプ級は7レースを消化することができました。レース毎に有利な海面が変わる中、風の振れを的確に読んで走っている艇が前に出ているという印象でした。
今大会を制したのは、スナイプ級は招待選手の白石/鈴木ペア(North Sails Japan)、470級は和田/箆津ペア(岡山大学OB・鳥取大学OB)でした。両ペアともおめでとうございます。
レース後の講習会では招待選手や特別講師をはじめとする、社会人トップセーラーによるレースの講評や学生からの質問コーナー、GPSを用いたレース解説により大変勉強になりました。
レース初日には社会人セーラーの参加艇や運営船・マークにGPSを搭載し、各艇の航跡を利用してレース解説をしていただき、風の振れやボートスピードについて理解することができました。さらに、白石選手の艇に搭載したビデオカメラの映像でスタート前、セーリング中、どのように乗っているのかよく分かりました。
午前中は風がなくひやひやしていましたが、午後からは風が入り、終わってみれば両クラスともレースをたくさん行うことができ、大変うれしく思います。参加いただきました選手のみなさん本当にありがとうございました。また来年もたくさんの方々の参加をお待ちしております。
◎SAIL HIROSHIMA
http://www.sailhiroshima.com/
470級のスタート。この大会は中四国学生ヨット選手権、全日本学生ヨット個人選手権 中国水域予選を兼ねています
GPSを使ったトラッキング(航跡)を使った講習がおこなわれました
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
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