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浜名湖ビーチスで開催!ミッドカップ2014

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 6月7日、浜名湖ビーチスマリーナで「第28回ミッドカップ2014」が開催されました。クラスは国体、テクノがAグループ、フォーミュラがBグループと、2つに分かれておこなわれました。ちょうど梅雨入りということもあり、天気はあいにくの雨。風もほとんどなく、午前中は浜で風待ちとなりました。(文/岩崎雄太、写真提供/大会実行委員会)

 風待ちの間には、普段なかなか会えない人、他大学の速い先輩、地元のベテランウィンドサーファーなどたくさんの人と話をして情報を集めたり、交流を深めるなどそれぞれの時間を過ごしていました。このような時間も遠征の楽しみのひとつです。

 午後になってオフ(西寄り)の風が少し入ってきて、微風で2本、南に振れて中風で1本の合計3本のレースが行われました。微風1〜3メートルの2レースでは、京大の小松、定光、相場、柿本らがトップ集団を独占。レディースも京大の元山がトップ。中でも4年の小松は3レースとも1位(テクノクラス)とダントツの走りで学連ナショナルチーム、そして京大の力の差を見せつけました。

 国体クラスは、豊田自動織機の重光と松尾がそれぞれ1位と2位を取り合い、3位には大阪の山本と続きました。

 3レース目は風が大きく振れ、南から3〜5メートルの風で行われました。スタートは時間の関係からか一発目からブラック旗、そしてスタボードでは切れないほどの風下有利とかなり難しいスタートになりました。

 下1からポートタックで飛びだした国体クラスの重光がそのままダントツで1位フィニッシュ。2位静岡の市川、3位富士フィルムの錬石、4位松尾と続きました。

 テクノクラスは小松(京都)、川崎(関西学院)、岩崎(アルテクナ、関東学院OB)、山本(上智)、島本(大阪大)、平澤(大阪大)と微風では苦しんだメンバーが前を走る展開となりました。

 今回のレースは、先週末に行われた琵琶湖マリンカップと内容はほぼ同じだったと思います。微風ではガスティなオフ海面でなかなか降りてこない弱いブローの中をいかに走り続けるか。カツカツ上らせることのできる琵琶湖勢が得意とする風で、常にブローに噛ませて走らせられる人が前を走っていたようです。中風では逆にしっかりと走らせて艇速を出し、誰よりも早く奥のブローを取りに行くことが重要でした。

 微風では絶対に負けない。中風ならトップを走れる!というよりも「トップは取れないけど、どんな風でもオールラウンドに前を走れる」ということが表彰台への近道だと再確認できた良いレースでした。

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浜名湖の聖地、ビーチスマリーナで開催されたミッドカップ。今年は微軽風の戦いとなりました

第28回ミッドカップ2014成績
国体級
1. 重光英孝(豊田自動織機)
2. 松尾康宏(豊田自動織機)
3. 市川和典(ヤマハ発動機)

国体級女子
1. 練石恵子(富士フイルム)
2. 堀川智江(金沢運輸)

テクノ293
1. 小松大悟(京都大学)
2. 岩崎雄太(アルテクナ)
3. 山本将史(上智大学)
4. 柿本椋太郎(京都大学)
5. 相場寿秀(京都大学)
6. 島本隼人(大阪大学)

テクノ293女子
1. 元山渚(京都大学)
2. 中島小百合(京都大学)
3. 伊井実季子(京都大学)

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