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32ftが飛ぶ!初開催GC32オーストリアカップ

 5月28〜6月1日まで、オーストリアで新ワンデザイン艇種GC32による「オーストリアカップ」が開催されました。世界初となる32フィート・フォイリングカタマランのこの大会に8チームが出場しました。(BHM編集部)

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オーストリアで初開催されたGC32シリーズ。photo by Sander van der Borch

 GC32に興味を持っているバルクヘッド読者は多いことでしょう。アメリカズカップで72フィートカタマランのフォイリングが成功し、次大会も同系統のボートが採用されるだろうというなかで、ACチームが練習しないわけはありません。ACセーラーの個人的なトレーニング艇としては、モス、Aクラスカタマラン、またはフランク・カマス(仏)のグルーパーマチームが協力して開発したフライングファントムといったフォイルボートが知られています。

 そういった流れの中で登場したGC32は、Lフォイル、Tラダーを備えた、32フィート&4人乗りのカタマラン。今年からヨーロッパシリーズがはじまり、今回のオーストラリアカップを初戦に、英カウズ、伊ガルダ、独キール、仏マルセイユとサーキットが続きます。

 オーストリアカップでは、クリス・ドレパー(英)率いるルナロッサチームが優勝し、49er、エクストリームセーリングシリーズで活躍するポール・キャンベル・ジェームズ(英)、オラクルチームUSAのストラテジストを務めたトム・スリングスビー(豪)も出場しました。

 一方、独特のエキシビジョン・キャンペーンで継続されているエクストリームセーリングシリーズには、エミレーツチームニュージーランド、ベン・エインズリー(英)のJPモルガンBARが出場し、全11チームが参戦して盛況開催中。次回アメリカズカップの正式発表が待たれるところですが、その背景で各チームの活動はすでに始まっている、といえます。


オーストリアカップ大会初日のハイライト動画

◎GC32 AUSTRIA CUP 成績
1st Luna Rossa Challenge
2nd Team C3R
3rd AEZ GC32 Sailing Team
4th Team Sail Racing
5th Seb Col Racing
6th Armin Strom Sailing Team
7th Spax Solutions
8th RSM DTM Hungary Sailing Team

◎GC 32 GREATCUP
http://www.thegreatcup.com/


GC32のプロモーションビデオ。あれこれフォイルをつけて、とりあえず飛ばしちゃえというムードはひと段落。アメリカズカップAC72の浮遊成功により、その技術が各方面に刺激を与え、ブラッシュアップされてより高品質なボートが登場してきています。造船はドバイのプレミアコンポジット社、フォイルはヘオルコンポジット社、マスト、ブームはサザンスパー社が制作しています


GC32では「トレーラーから3時間で艤装完了」「クレーンなしでマストを立てられる」「コンテナにも入るし、専用トレーラー(上ビデオ)で引っ張るのも可能」も売りにしています

GC32 Specifications
LENGTH OVERALL:12.00m
LENGTH HULL:10.00m
BEAM:6.00m
WEIGHT:750KG
DRAFT UPWIND:2.10m
DRAFT DOWNWIND:1.60m
MAST LENGTH:16.50m
SPIN. POLE LENGTH:6.60m
MAINSAIL AREA:60.00m2
JIB AREA:23.50m2
GENNAKER AREA:90.00m2
AUX ENGINE POWER:5HP
FULL CARBON FIBER BOAT CONSTRUCTION

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