プリンセスソフィア杯チームジャパン写真集
4月6日までスペイン、マヨルカ島で開催されたプリンセスソフィア杯の写真集です。日本チームを中心に選んでみました。強い日差しと安定して吹く風、鮮やかな海の風景はマヨルカの特長です。今回は軽風、ベタ、雨となるマヨルカらしからぬコンディションもありましたが、各クラスともしっかり10レース以上おこなわれました。マヨルカ島は欧州選手の冬のトレーニング基地でもあり、この大会が終わると、民族大移動のように次の遠征地、フランス・イエールへ向かいます。(BHM編集部)
◎その他の写真はフォトギャラリーに掲載しています
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49erフリート。photo by Junichi Hirai
レース本部のアレナルヨットクラブは49er、49erFX、470のバースになっています。photo by Junichi Hirai
シングルハンド女子のレーザーラジアル級。アスリーティックな種目です。photo by Junichi Hirai
本大会で73艇を集め注目されたナクラ17。集まりすぎてしまい、大会前にレース公示のクラス艇数枠を変更したほどです。photo by Junichi Hirai
ニュージーランドチームと2チーム体制で活動することになったスリーボンド。左からダニエル・ウィルコックス、吉田雄悟、松永鉄也、ポール・スノウ・ハンセン。photo by Junichi Hirai
日本選手は出場しなかったRS:X級のスタート。photo by Junichi Hirai
ヨットクラブの1階はレストランになっていて、風待ち中はセーラーで溢れかえります。大会期間中は選手向けの格安メニューも用意されています。photo by Junichi Hirai
まだ乗り方が確立されていない(ように見える)ナクラ17はハプニングも多く、フォトジェニックな種目になっています。photo by Junichi Hirai
49erFXは、ピンク、黒、青、赤、白等のスピネーカーがあり華やかです。photo by Junichi Hirai
49er級の牧野/高橋(左)。photo by Junichi Hirai
92艇が出場したフィン級。日本には馴染みの薄い種目ですが、東京五輪でも採用が決定しています。つまり、日本は開催国枠ですでにフィンの出場権利もあるのです。photo by Junichi Hirai
ベネッセホールディングスの吉田愛/吉岡美帆。photo by Junichi Hirai
パルマ・デ・マヨルカの朝晩は冷えますが、日中はTシャツで問題なし。日本の初夏のように快適です。photo by Junichi Hirai
49er級は予選決勝を合わせて14レース、メダルレースは3レースおこなわれました。他種目よりも数をこなすタフなレース内容です。photo by Junichi Hirai
世界ランキングトップのベルチャー/ライアン。ロンドン五輪の金メダリストでもあるベルチャーはアメリカズカップ・オーストラリアチームのスキッパーに選ばれました。オリンピックまでアメリカズカップと470の二足のわらじを履きます。photo by Junichi Hirai
本格的な欧州遠征で修行の毎日。レーザーラジアル級の冨部柚三子。photo by Junichi Hirai
いい走りを見せる時もありますが、成績の安定が求められる牧野/高橋。日本で唯一の49erチームの彼らは、いつしかベテランチームの仲間入りです。次世代日本チームの登場が期待されます。photo by Junichi Hirai
470級男子総合6位のニュージーランドはふたりとも23歳。クルーのダニエル・ウィルコックスは、日本でもよく知られている名選手、名コーチ、ハーミッシュ・ウィルコックスの息子です。photo by Junichi Hirai
ロンドン五輪470級代表からラジアル級に転向した田畑和歌子。最近、髪を伸ばし始めました。photo by Junichi Hirai
昨年からチームを組んだ市野直毅/外薗潤平。外薗はJR九州に所属しながら活動しています。ゴールドフリートの実力はありますが、今回はフリートに揉まれていい場面がありませんでした。photo by Junichi Hirai
470級女子よりも参加艇数を集めた49erFX級。上位10艇は高いパフォーマンスを見せますが、それ以外のチームはまだまだ未発達の印象を受けました。photo by Junichi Hirai
ラジアル級の土居愛実。慶応大の2年生で学校もきちんと行っています。ワールドカップ16位の成績は素晴らしいの一言。より上位を狙えるポテンシャルを秘めています。photo by Junichi Hirai
470級女子はロンドン五輪のメダリストは継続活動していますが、それ以降はメンバーが入れ替わり混沌としています。今回の吉田/吉岡は目標にしていたメダルレースに届きませんでしたが、上位に入る実力はあります。photo by Junichi Hirai
マスト上部が折れてしまった49erFX。photo by Junichi Hirai
昨年末の国内選考で1位通過した土居/今村は予選通過ギリギリのライン。世界の戦いでは苦戦を強いられています。他の日本チーム同様にスタートが課題です。photo by Junichi Hirai
マヨルカ島といえば自転車。海岸線は自転車がひっきりなしに走っています。2月にはチャレンジ・マヨルカという大きな自転車大会も開催されています。photo by Junichi Hirai
スリーボンドの松永/吉田。メダルレースに残り日本でいちばんの成績を見せましたが、レース内容は不満の残るものでした。彼らはこれまでの経験から、世界の中での自身のポジションを現実的に考えられる数少ないチームでもあります。photo by Junichi Hirai
ボルボオーシャン優勝のフランク・カマス、49erのイケール・マルチネスほか有名セーラーが多く出場するナクラ17。東京五輪まで継続して採用されますが、途中でクラスルールが変わり水中翼が付いたりしたらさらに面白くなりますね。photo by Junichi Hirai
飯束/八山は、次のフランスイエール大会まで市野/外薗と一緒に遠征する予定です。日本ではこれから世界を経験していく若手に入りますが、海外選手のなかでは中堅となる年齢です。photo by Junichi Hirai
日が暮れるのが遅いため夜7時過ぎまでレースをやっています。だからこそ満足のレース数をこなせるわけですが、日本では考えられないシチュエーションです。photo by Junichi Hirai
49erFX級の波多江慶/大熊典子。日本選手らしい繊細なセーリングを持っていますが、世界ではパワフルさがないと対等に戦えません。今後の成長に期待です。photo by Junichi Hirai
49erFX級。photo by Junichi Hirai
蛭田香名子。4選手出場したラジアル級はゴールドフリートに進んだ土居が一歩抜けだしている印象です。他選手のこれからの巻き返しは楽しみで興味深くもあります。photo by Junichi Hirai
49erFX級。photo by Junichi Hirai
大会4日目は終日雨に。時折スコールのような大粒の激しい雨が選手を襲いました。photo by Junichi Hirai
チームアビーム全員集合。左から470級男子の今村、土居、ラジアル級の田畑、オーストラリアのベルチャー、ライアンです。photo by Junichi Hirai
歴代の受賞者が刻まれたプリンセスソフィアカップ(手前)。photo by Junichi Hirai
市内のミュージアムでおこなわれた表彰セレモニー。室内は関係者で満杯でした。photo by Junichi Hirai
来年も来たくなるパルマ・デ・マヨルカです。photo by Junichi Hirai
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