接戦の末、月光勝利!J/24ミッドウインター
2月22、23日、福岡市小戸ヨットハーバーで毎年恒例「J/24ミッドウィンターレガッタ」が開催されました。地元のJ/24博多フリートに加え、関東から〈月光〉と〈関東連合王将〉、和歌山からは〈シエスタ〉が参加しました。例年、強風や雪が降ることも珍しくありませんが、今年は残念ながら(?)春の陽気の軽風レガッタとなりました。(レポート/月光チーム、写真/月光&宮崎アニ)
優勝の月光チーム。左から武居ヘルムスマン、小島、宮本、市川、加藤、中山
毎年恒例のJ/24博多ミッドウインター。今年は8艇により競われました
初日は北東軽風の中で4レースが行われ、第1レースは不安定な風向の中、マーク回航ごとに順位が入れ替わる神経戦となります。このレース、普段ミドルボートに乗る若手中心で臨んだという〈ステラの子〉がいきなりトップを取る波乱の幕開けとなりますが、その後第2レース以降風は8〜10knotで安定し始め〈月光〉と地元の雄〈FOX〉がボートスピードを武器に1位を取り互いに譲らない展開に。初日4レースを終えて上位は1位〈月光〉7点、 2位〈関東連合王将〉12点 3位〈ホワイトスコール〉15点となりました。
レースが終わりハーバーに戻ると、地元の日本経済大ヨット部員が作ってくれる豚汁やクラムチャウダースープで冷えた体を温めます。さらには屋台を持ち込み豚骨ラーメンまで振る舞われる博多ならではのホスピタリティに、選手たちもうれしい限りです。
2日目、初日同様のコンディションの第5レースで〈関東連合王将〉(J/24関東フリート 〈ラル〉と〈だぼはぜ〉の混成チーム。ヘルムスマンは畠山知巳)がトップをとり、この時点でカットレースが発生し〈FOX〉が急上昇! 三つ巴の争いとなりました。
続く第6レースは、再び〈月光〉がトップを取りますが、最終レースまさかのスタート失敗から苦しい展開となります。粘りのレースで4位まで順位を上げ、〈FOX〉と〈関東連合王将〉を抑えて〈月光〉がミッドウィンター4年ぶりの優勝を決めました!
われわれ〈月光〉は、今年9月に米国ニューポートで開催される世界選手権をターゲットに活動中です。日本からも5チーム前後のエントリーが予定されており、2016年に和歌山県で開催される世界選手権に向けて徐々に気運が高まってきています。
J/24で活動している皆さんはもちろんのこと、活動していない皆さんもまだ間に合います。一緒に世界選手権を盛り上げていきましょう!
小戸ヨットハーバーで2日間おこなわれました。今年のアメリカワールド、そして2016年の和歌山ワールド開催へ向けてムードが高まってきています
軽風中心となった今年のJ/24ミッドウインター。博多湾に夕日が沈みます。
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
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