別府OPナショナルチーム選考2日目レポート
12月22日、大分県別府市北浜ヨットハーバーで開催されている「2014年JODAナショナルチーム最終選考会」。大会2日目は、平均で6メートルという中風域でのレースとなり、振れる風の中で3レースが実施されました。(文・写真/日本オプティミストディンギー協会)
別府で開催されているOP級NT選考。第6レースでは、この大会で初めてU旗が使用されました
大会初日は強風レースだったため、比較的からだの大きい選手が上位を占めていましたが、風の落ちた2日目は軽量級の選手が大躍進し、順位がかなり入れ替わりました。
2日目の現段階では、初日に引き続き神谷 仁(静岡県セーリング連盟浜名湖ジュニアクラブ)がトップ。2位は尾道佳諭(B&G時津海洋クラブ)、3位は、西村宗至朗(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)となっています。
OP級は、15歳までの年齢で競われますが、小学生から中学生が主な選手年齢であるため体格差があります。体の大きい選手は、強風域ではヒールをつぶしやすいため、軽量な選手に比べて楽にレースを展開できますが、軽風域でのレースでは軽量な選手がスピードで勝るため、体の大きい選手はそのハンデを埋めるために高い操船技術とタクティスを武器にセーリングすることが要求されます。
このため、本日の3レースでは初日の強風域で苦戦していた軽量な選手が躍進し、選考対象の中盤以降の選手は混戦模様となっています。
岡村勝美レース委員長(JSAFレース委員会)は、振れまわる風のなかで、的確にレースを実施するタイミングを図り、見事に3レース実施しました。4レース目は風が失速しましたが、ノーレースの判断を即座に行う等ナショナルチーム選考らしいレースとなっています。
明日も風は期待できます。ジュニアセーラーのがんばりに注目してください。
◎ナショナルチーム最終選考会ホームページ
https://sites.google.com/site/2014jodafinalselection/
初日に引き続き現在トップの神谷仁(静岡県セーリング連盟浜名湖ジュニアクラブ)
初日6位から順位を上げた2位の尾道佳諭(B&G時津海洋クラブ)
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
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