デストップニュース/2013年51号
世界のヨットレースを紹介するデストップニュース。今週は、今月26日にスタートするシドニーホバートヨットレース(628マイル)の調整を兼ねる「ソーラス・ビッグボートチャレンジ」から。シドニー湾で開催されたこの大会にシドニーホバートヨットレースに出場するの注目マキシが大集合です。(BHM編集部)
「スイスアーミーナイフ」こと新生ワイルドオーツ。なんと100フィート(全長30メートル)に水中翼を取り付けました。photo by eventmedia
シドニーホバートのエントリーは22カ国94艇。2011年のファストネットヨットレースで転覆した〈Rambler100〉を改造したという〈Perpetual LOYAL〉(Juan-K100)、元ボルボオーシャンレース艇・テレフォニカの〈Black Jack〉(Volvo70)、また前回ボルボ優勝艇・グルーパーマの〈Giacomo〉(Volvo70)。新艇カーキーク60を下ろしたてホヤホヤ〈Ichi Ban〉、今年は太平洋を一周した〈Ragamuffin100〉(Elliott100)など注目ボートが出場します。
さらにシドニーホバートの横綱、オージーの英雄〈Wild Oats XI〉(RP100)は、DDS(Dynamic Stability Systems)による改造がおこなわれ、水中翼(左右、バウセクション、水平に左右へ伸びるダガー)を装備して出場します。この大改造には驚きを隠せません。
ダウンウインド用に開発したと言いますが、艇令8年の〈Wild Oats〉の改造は吉と出るのでしょうか? 言うまでもありませんが、Wild Oatsのオーナー一家はハミルトン島のオーナーでもあるオーストラリアの富豪。次回アメリカズカップの挑戦者代表(ハミルトンアイランドヨットクラブ)です。
続いて12月恒例のパリボートショー。アメリカズカップにフランスチームが参戦表明、ISAFセーリングワールドカップ・セールメルボルン(中国選手が活躍しました)、カイトボード・オセアニア選手権(フリーマントル)などが紹介されています。
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