KYCポイントレースドラゴンクラス兼、第8回目を迎えたアキラ・ヤマムラ・メモリアルレガッタ（山村杯）が、11月17日に西宮沖で開催されました。今回は江の島から参加の〈YEVIS〉を含め7艇の参加です。（文・写真／関西ヨットクラブ）

　故山村彰氏は、関西ヨットクラブ元理事長でドラゴン協会元会長。1972年ミュンヘンオリンピックではFD級日本代表として活躍され、後にレーザー級の日本での普及にも尽力されました。またオフショアセーラーとしても国内外で活躍された方です。

　スタート時刻の11時には風がなくなり3時間ほどの風待ち後、ようやく午後2時前に南西の軽風が吹き始め、レースはスタートしました。

　スタートから飛び出し、1下マークをトップで回航したのは〈RAINBOW SEEKER〉、その後各艇がぞくぞくと続きます。ここから風は弱く、大きく振れる展開になり各艇が抜きつ抜かれつの接戦になりました。

　そして一番にフィニッシュラインに帰って来たのは、〈HONAHLEE〉でした。時間的にこの日は1レースのみ。〈HONAHLEE〉が見事な逆転で、このレースを制し、昨年に続き2連覇を達成しました。

　2位には〈YEVIS〉、3位には〈RAINBOW SEEKER〉が入りました。年間総合ポイントで首位を争う、〈MID NIGHT FLOWER〉と〈FALCO〉はこのレース揃って振るわず、年間総合の勝敗は12月8日の最終戦へと持ちこされました。

　次回のKYCポイントレースは11月23日、ホワイトセールクラス 兼　JSAF外洋内海サーキット最終戦（内海カップ）、11月24日にIRCクラスが開催されます。

風が弱く1レースのみおこなわれました。写真はHONAHLEE

11月17日に開催されたKYCポイント・ドラゴンクラス（山村杯）成績

山村杯2連覇を決めたHONAHLEEチーム

KYCポイント・ドラゴンクラス年間成績

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