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シエスタ健闘4位、ISAFネーションズカップ

 ネーションズカップ・グランドファイナル最終日。昨日に引き続き、セミファイナルが行われました。微風のトリッキーなコンディションの中レースを行いました。(文/シエスタ 坂本、写真/The Nations Cup 2013 Grand Final)


バウ、河渕圭佑、ピット、和田大地、トリマー、岡本康裕、メイン、タクティクス、今井信行、スキッパー、坂本亘

 スタートでスピードとポジションを重視し、1上レグを展開しましたが2レース共相手に先行されてしまいセミファイナル敗退となりました。

 3位、4位決定戦では、Ogeman (SWE)と対戦となりました。我々はポートエントリーとなり苦しいプレスタートとなりました。

 このサイズの艇では、微風のコントロールポジションからなかなか抜け出させてもらえません。相手はDS37に乗り馴れたチームで今大会で一番苦戦しました。

 1レース目では、相手に有利サイドの左をプロテクトされます。粘り強く風上を帆走し、同時タックとなりますが、1上マークを先行されます。

 ハンドリング、クルーワークも一つ上のレベルにあるチームは逆転することは難しく負け。

 負ければ終わりの2レース目は、苦しいスタートながら、左サイドを我々がプロテクト。その後は、トリッキーなコンディションのなかケースもありながら、勝ちます。

 最終レース、再びポートエントリで苦しめられます。ポートタックになれた時は、スタート1分前。しかし、微風でスピードがありません。相手はきっちりスピードを上げ、再度リードバックタイムに合わせて再アタック。

 私の判断が悪く、風下にオーバーラップされ、スピードがない状態でタックとなり、さらにリコールしてしまい負けてしまいました。

 最終成績を4位で終え、3位入賞することはできませんでした。大会後半、良い感じでボートコントロール、クルーワークが出来ていたのであと一歩の所で悔しい結果となりました。

 しかしながら、初めてのDS37でこれだけ戦えた事には満足しています。テクニック、スキルが必要な艇で、短期間でここまで上達したクルーメンバーには本当に感謝しています。

 これからもシエスタセーリングチームの応援よろしくお願いします。


優勝のオーストラリア、デヴィッド・ギルモアチーム


ネーションズカップ最終日成績


最終日ダイジェスト

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