7月21日までハンガリー・バラトン湖で開催された「レーザーラジアル女子U21世界選手権」で、日本の土居愛実（慶応大）が４位入賞を果たしました。ロンドン五輪日本代表の土居は、2010年ラジアルユース2位、2011年5位、2011年ユースワールド4位と同世代の大会で結果を残しています。（BHM編集部）

4位を獲得した土居。今回の日本選手はコーチのいない自主遠征でした。準備からレースまで自分でおこなう大切な経験もできたと思います。phtoo by eventmedia

　この大会は、21歳以下のレーザー種目で、スタンダードの男子に北村勇一朗（聖隷クリストファー高）、ラジアル女子に、土居と多田桃子（多田屋）の３選手が出場。大会は軽風主体となり、土居は序盤で出遅れたものの、第６レースで１位を取るなどの活躍を見せました。優勝を狙っていた土居にとっては、悔しさの残る部分もあったと思いますが、課題としていたダウンウインドが改善できているようで、練習の成果を確かめる意味でも重要な大会となったようです。

　今年のレーザーラジアル女子世界選手権は、9月28日から10月7日まで中国日照で開催されます。日本ラジアル女子はこちらが本番。レーザーラジアル級は、リオ五輪に向けて着々と動き出しています。

ハンガリー・バラトン湖。phtoo by eventmedia

◎日本選手の成績
ラジアルU21
4位 土居愛実
44位 多田桃子
スタンダードU21
96位 北村勇一朗

◎Laser Standard Under21 Men’s World and European Championships
Laser Radial Women’s Under21 World and European Championships
http://www.balatonlaserworlds2013.com/

レーザーU21ワールド（スタンダード・ラジアル）最終日の様子

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