7月13〜20日までキプロス・リマソルで「ISAFユース世界選手権」（ユースワールド）が開催されています。ISAFユースワールドはユース種目の世界最高峰といえる国際大会で、この大会で結果を残した選手の多くが五輪でメダルを獲得することから、オリンピックへの登竜門となっています。（BHM編集部）

大会序盤を終えて420男子、小泉／有岡が健闘しています。詳しくは大会サイトのRESULTを御覧ください

　1971年に第１回大会が開催され、1997年には福岡でおこなわれましたが、その後日本で開催されていません。これまで日本は主に420級で活躍していて、2005年には男子の斎藤／吉永、2011年にも男子の元津／日野がそれぞれ銀メダルを獲得しました。

　採用されている種目はレーザーラジアル級男女、420級男女、RS:X級男女、29er級、SL16級（カタマラン）の全８種目。今年は61カ国から351選手が出場します。日本はこのなかで420、RS:X、レーザーラジアルに国内予選を勝ち抜いた８名の高校生セーラーがエントリーしています。みんな、がんばれ！

◎キプロスISAFユースワールド・日本選手
420級男子
　小泉維吹（山口県立光高2年）／有岡翼（山口県立光高3年）
420級女子
　深沢瑛里（函嶺白百合学園高3年）／馬渡凪沙（七里ケ浜高3年）

レーザーラジアル級男子
　高山大智（和歌山県星林高1年）
レーザーラジアル級女子
　多田緑（佐賀県唐津西高3年）

RS:X級男子
　川崎翼（NPO法人京田辺シュタイナー学校）
RS:X級女子
　原百花（武庫川女子大付属高3年）

◎ISAF Youth Sailing World Championships
http://www.isafyouthworlds.com/

開会式で入場行進する日本チーム。手前右は選手ではなく小菅コーチです。photo by ISAF Youth Sailing World

420女子の深沢／馬渡。photo by ISAF Youth Sailing World

レーザーラジアル級男子は56艇が出場しています。photo by ISAF Youth Sailing World

2007年大会から登場した29er級もあります。photo by ISAF Youth Sailing World

カタマランクラスは一時ホビー16級でしたが、2010年からSL16級が採用されています。一部のクラスだけに出場する日本は、全種目のポイントで競う国別団体戦には参加できていません。国別成績はフランスがニ連覇しています。photo by ISAF Youth Sailing World

ISAFユースワールドの開会式、大会初日の様子です

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