全日本前哨!関東実業団レポート(2)
『SPNが四連覇達成!』
6月8日、9日、関東実業団ヨット選手権スナイプ級。辻堂加工は、助っ人に宇多選手、庄崎選手といった関東スナイプの常連を起用、また、ThreeBondは、第1回江の島スナイプ優勝の小又選手が、なんと元オリンピック選手の脇永選手と出場するという豪華なメンバーをそろえて、前年度優勝のSPNに迫りました。(レポート/山本卓 関東実業団ヨット連盟)
しかし、渡部社長率いるSPNは、オールレース着順シングル! カットレースでも6位+7位の13点という安定した成績で、2位の辻堂加工を5点という僅差でかわして、4連覇達成となりました!
初日こそ、31000番近辺の新しい艇がトップを独占しましたが、2日目は、第5レース東京海上28710、第6、7レース日立28731と2万8千番台がトップを独占ということで、古い船でも大事に乗ればまだまだいけるということを証明しました!
まだまだいけると言えば…
三井物産からは、1チーム2艇をかつての全日本チャンプ天川、則安をはじめとする往年の名選手7名+若手女子1名というメンバーで、交代交代になんとか乗り継いで全レース完走! これも実業団の一つの楽しみ方なのです…
個艇賞(ベストスキッパー賞)は、1位に10点、2位に7点、3位に5点、4位に3点、5位に2点、6位に1点というポイントが与えられ、合計ポイントの多い艇が優勝という章です。
1位の艇を並べてみると、第1レース 30980 SPN(城)、第2レース 31054 NTT(神谷)、第3レース 31162 辻堂(大井)、第4レース 31162辻堂(大井)、第5レース 28710東京海上(【確認中】)、第6レース 28731日立(土井)、第7レース日立(土井)と結構ばらけていますが、取りまとめてみると、辻堂の大井選手が、お得意さんの他のセーラーを全部押さえてぶっちぎりの優勝となりました。
1位が2回、2位が2回、一番悪くて6位でした。安定した艇の優秀さを宣伝するには最高の機会であったと思います(しかし… 2位は後半激しく追い上げた日立の土井選手の28731となると、やはり腕なのか…)。
それにしても今年のレースは面白かったです。あとは、9月の13日から始まる全日本実業団選手権大会です。みなさん、ふるってご参加ください!
全日本実業団選手権大会の詳細は、http://jitsugyodanyacht.jimdo.com/index.php からどうぞ
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