ブラインドワールド。GBR、NZLが首位へ
5月27日、大会2日目。うす曇りとはいえ、爽やかな初夏を思わせる朝の陽気となりました。少しだけ余裕が出てきた様子の世界中から集まった6か国19チームの選手たち。午前9時半を回ると、会場のリビエラシーボニアマリーナのある小網代湾沖に設置されたレース海面へと向かって、レース艇が次々と連なって…。見慣れたレースの朝の光景です。(文・写真/2013IFDSブランドセーリング世界選手権 実行委員会)
ブラインドセーリングワールド2日目は、軽風下3レースが行われました。ブラインドセーリング特有のルールを明確にするため、ビブスを着てポジションが分かるようにしています
薄い雲が蔽う空に時折青空が覗きますが、10時25分、予定のスタート時刻5分前、延期を伝えるホーンが2つ。潮が回り、風がふれる、安定しない運営泣かせの海面です。時計が11時を回ったころ、風は220度の方向から風速2〜3mというところでしょうか。
大会2日目レース4も、B1クラスからスタートです。B2、B3クラスがスタートしたのはようやく、11時35分。正午を過ぎるころには、風も上がってきて、昨日のような展開になるかなと思いきや、ランチをとってレース再開となるころには、またもや風が安定せず、強い潮流のために、何度もマークを打ち直す運営陣。とはいえ流石、世界選手権ともなると、選手たちのスキルも高く、白熱したレースが繰り広げられました。
初日、首位の座に躍り出た、日本代表B1クラス〈MAKAMAKA〉は 、抜群のスタートを切り、まずまずの出足。下マークもトップで回航、わずかな風も捉えます。強豪、ニュージーランド、GBRチームを押さえて日本勢が1、2トップで2日目1レース目を終えましたが、女王〈MAKAMAKA〉はR6、R7を5-4位という成績で、今日は2位の座に甘んじることに。
B2クラス、トップはGBR、今日も2-1-1とまとめ、安定したレース運びを見せました。日本代表の2クラスも、大健闘しました。
B3クラスのトップはニュージーランド・チーム、安定した強さを見せるニュージーランド・チームに続くのがGBRチーム、そして日本勢2チームが食いつきます。今後の展開が楽しみです。
5月28日は、大会始まって以来のレース予備日、選手の皆さんは、それぞれにつかの間の休息で英気を養い、29日のレースに備えます。
◎2013IFDSブランドセーリング世界選手権
http://2013blindworldsyc.com/
大会2日目ダイジェスト
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