いま女子がおもしろい! 関東女子インカレ
4月20日、21日、葉山港で春季関東学生女子ヨット選手権(関東女子インカレ)が開催されます。この大会は関東インカレの女子クラスで、470級、スナイプ級、各校両クラスのトップチームの順位による「総合」で競われます。(BHM編集部)
葉山沖で開催されている関東女子インカレ。大会初日写真は、バルクヘッドマガジン・フェイスブックで一部を公開しています。http://www.facebook.com/bulkheader
出場するのは、470級20艇、スナイプ級11艇。当たり前ですが、スキッパー、クルーともに女子です。バルクヘッドマガジンでは過去に何度か記事にしていますが、いま学生ヨットの世界では女子の戦いが熱く、観戦するにしても俄然おもしろい。
実力は、各校で女子は男子と比べても遜色なく、チームのポイントゲッターであることも少なくありません。20年ほど前までは「女子は入部させない」なんていうクラブがあったなんて、いまの選手が聞いたら信じられないでしょう。
今回のエントリーリストを見ても、華やかな顔ぶれです。OPやユースで国際大会などで活躍した選手から、大学からはじめた選手までさまざま。上位を走るのは経験者が多く見られますが、そのクルーは大学から始めた選手がほとんどです。スキッパーのセーリングセンスだけなら順位予想は立てやすいですが、クルーとふたりのチームワークとなると実力は拮抗しています。
もうひとつ、バルクヘッドマガジンが女子のヨットレースがおもしろいと思う理由は、男子よりも勝負心をむきだしにするところです。結構、ガチガチにライバル心をあらわにしたりして分かりやすい。現場では、記事にはできないような発言を聞くことも少なくありません。女子の戦いはコワくもあるのです。。。
大会初日は、小雨まじりの軽風のなか4レースをおこないました。470級は昨年の全日本女子チャンピオン、山口祥世/谷口柚香(早稲田大)、スナイプ級は持田由美子/稲垣美穂(日本大)が首位に。明日21日は最終日となり最大4レースが予定されています。
また、関東女子インカレの後におこなわれる関東インカレのスケジュールは次のとおりです。
4月27日 予選Aブロック1日目
4月28日 予選Bブロック1日目
5月3日 予選Aブロック2日目
5月4日 予選Bブロック2日目
5月5日 予選予備日
5月6日 予選予備日
5月11日 決勝1日目
5月12日 決勝2日目
5月13日 決勝予備日
Aブロック
早稲田大、明治大、法政大、中央大、横浜国立大、東京工業大、東京海洋大、青山学院大、専修大、上智大、立正大、首都大学東京
Bブロック
慶應大、日本大、明海大、学習院大、立教大、成蹊大、防衛大、東京大、千葉大、神奈川大、東洋大、芝浦工業大、駒沢大、横浜市立大、関東学院大
みなさん、5月中旬までの週末は、ぜひ葉山へ応援に行きましょう!
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
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