カービー社と国際レーザークラス協会の発表
レーザー級の設計者でもあるブルース・カービー(社)が、国際レーザークラス協会に対して起こしたレーザー級のライセンス訴訟問題。この流れのなかで3月後半よりブルース・カービー社からニュースが相次いで発表されています。(BHM編集部)
現時点では、ブルース・カービー社側の情報がメディアを通しておこなわれているため、混乱しているセーラーも多いかもしれませんが、事実と違う発表もあるようなので(編集部も把握できていない部分があります)、現在は冷静に見守る必要がありそうです。
ブルース・カービー社の発表(ウエブサイトの発表による)
(1)3月25日。ISAFはILCAに対してISAFプラーク(銘板)の発行停止を、レーザーパフォーマンスヨーロッパ社とクォータームーン社(造船所)に指示した。
(2)4月8日。ブルース・カービー社は「カービートーチ」をアメリカ、ヨーロッパ、アジア・オセアニア地域で製造販売する。
(3)4月9日。現在レーザーブランド傘下にあるカービーセールボート造船所は、数カ月でカービーセールボートを製造する工場に変更される。カービートーチの造船所は、世界中のカービーセールボートのライセンスを有することになる。
強攻策に出た感もあるブルース・カービー社の発表を受けて、国際レーザークラス協会(ILCA)は、4月10日に次の声明を発表しました。
ブルース・カービー社の発表に関して
『レーザークラス協会は、ブルース・カービー社と一部のレーザービルダーの間での法的紛争が未解決のまま新しいクラス協会を導入するというブルース・カービー社の発表についてに大いに失望しています。
ILCAは、可能な選択肢を検討する前に現在問題となっている法律上の問題を解決する事が必要であると確信し、解決に向け協力して取り組んでいきます』
また、日本でライセンスを持ちレーザー級を製造販売する、パフォーマンスセイルクラフトジャパン社からは、下記のメッセージが届いています。
『ブルース・カービー(Laser設計者)からの新レーザークラス協会の導入等に関して様々な情報が飛び交っていますが、これは一方的なものでありますのでご安心ください』(パフォーマンスセイルクラフトジャパン)
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