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8年目を迎えたRC44。オマーン大会写真集

 2月3日まで中東オマーンで開催されたRC44チャンピオンツアー第1戦の写真集です。RC44のレースは、マッチレース(プロヘルム)とフリートレース(アマチュアヘルム)で構成され、TP52、FARR40といったグランプリレースが一時期に比べて縮小している現在、富豪たちのスリリングなヨットレース欲を満足させられる希少なイベントとなっています。(BHM編集部)

 RC44は、ロシア系オーナーが多いのも特徴で、13チーム中4チームがロシア。クルーは世界を転戦するプロフェッショナルが加わります(TP52、FARR40、メルジェス32、RC44などの主要プロの顔ぶれは共通していてます)。今回優勝した〈KATUSHA〉(RUS)には、アンディー・ホートン(USA)、ロビー・ナイスミス(NZL)、イアン・バーカー(NZL)、マルコ・コンスタント(RSA)などが乗り込みました。

 しばらく前から世界で注目されているのは、オーナードライブ+プロフェッショナルクルー+アマチュアクルーの構成で、オーナーの満足度が高いグランプリレースイベントが継続されています。2005年の進水以来、RC44のイベントが継続されている理由は、スリリングなボートの性能、グランプリを目指したいアマチュアオーナー、プロとアマのバランス、また他チームとまとめて運搬されるデリバリーコストの削減などがあげられるでしょう。

 この中に日本人が関わることはハードルの高いことですが、このRC44サーキットには、日本が誇るプロセーラー早福和彦さんが〈TEAM CEEREF〉(SLO)で出場しています。


13チームが出場したRC44オマーンカップ


優勝はマッチレース、フリートレースともに〈KATUSHA〉が獲得


ラッセル・クーツがタクティシャンをつとめる〈Aegir Racing〉(GBR)。ゲストでジュニアセーラーが乗っています


アメリカズカップにもエントリーしている〈Artemis Racing〉(SWE)


〈KATUSHA〉。トリマーのロビー・ナイスミスは昨年メルジェス32〈ESMERALDA〉にも合流しました


キールボート界に大進出しているポール・グディソン(北京五輪レーザー級金メダル)がタクティシャンの〈Ironbound〉 (USA)はプレーニングボードを破損


大会4日目ダイジェスト映像

◎RC44 Class Association
http://www.rc44.com/

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