寒さを吹き飛ばせ!江の島冬風ヨットレース
2月3日、江の島ヨットハーバーでジュニアヨットレース「2013年冬風ヨットレース」が開催されました。参加はオプティミストAクラス(中上級)48艇、Bクラス(初級)21艇。合計69艇のエントリーがありました。(文/伊藤讓一 大会実行委員長、All photos by ken Kobayashi)
江の島沖で開催された冬風ヨットレース。写真はAクラスのスタートです
この時期は寒い中でおこなわれるので、レース待ちの時間を短くするためにコースを変更。Aクラスは、スタート〜1〜2〜3〜1〜3〜流し込みフィニッシュ、Bクラスはスタート〜1〜3〜流し込みフィニッシュにして、さらにレース目標時間をAクラス35分、Bクラス20分、マークまでの距離が300〜400mのショートコースの設定でおこなわれました。
主催者側は、いくつかのコンセプトをもって大会にのぞみました。Aクラスは3月におこなわれるナショナルチーム選考会に出場する選手のためにスタートの重要性を考えました。また、マークを回る数が多いので混戦マーク回航のポジショニング、権利の主張などに注意してレースができる機会をあたえる事などをポイントとしました。
中級者はふだんのレースでは上位陣と離れてしまいますが、コースが短いと離れずついていけるので集中力を切らすことなくレースができるようにする事。Bクラスは楽しくレースができるような優しいコースにしました。
朝方、前日の前線通過の吹返しで北寄りの風が安定して入っていましたが、出艇する頃には徐々に右に回り始め、3m程度の軽風で1レースおこないました。
一旦、風が落ちてから130度のコース設定で2レースおこない、最後は節分の日に相応しい今年の恵方、南南東近くまで風が回り合計4レースおこなうことができました。
Aクラスで難しい軽風コンディションを制したのは、終始安定したレース運びをした昨年の全日本選手権チャンピオン、KMC横浜ジュニアヨットクラブの高山颯太選手。BクラスはAクラスと遜色ないセーリングをしていた江の島ヨットクラブジュニア、草刈壮選手が優勝しました。
1レースの時間を短く設定し、クラスによってコースを変更するなどレースは効率良く進行しました
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