1月16日、ボルボオーシャンレースから２つのニュースが発表されました。次回大会（2014〜15年）でブラジル・ペルナンブーコ州レシフェが寄港地に決定。そして、ブラジルチームがボルボオーシャンレースに参戦します。（BHM編集部）

ブラジルからボルボオーシャンレース参戦決定。寄港地となるレシフェは、2014年サッカーワールドカップの試合会場のひとつです。photo by PAUL TODD/Volvo Ocean Race

　2014年サッカーワールドカップ、2016年リオ五輪といった世界規模の大会を招致して盛り上がるブラジルが、世界一周レースへ復活参戦します。ブラジルは、2005〜2006年大会に〈ブラジル1〉で参戦し、その後、艇長をつとめたトーベン・グラエルは〈エリクソン4〉で翌大会で優勝を飾りました。

　また、これまでリオデジャネイロ、イタジャイ等が寄港地として選ばれてきています。今回発表されたレシフェは、ブラジル北東部にある大きな港湾都市で、ボルボオーシャンレースでは第１レグ（スペイン・アリカンテ〜レシフェ）の寄港地となるもようです。

　チームの詳細、スキッパー等の情報は未定。ほかの寄港地は２月中旬以降発表されます。また、同日に、すでにエントリーを発表している女性だけのチーム〈SCA〉の新ボートのカラーデザインが発表されました。

オール女性11名で挑む〈SCA〉の練習艇。カラーデザインで印象は全く違いますが、元PUMA（VO70）です。photo by Rick Tomlinson

◎Volvo Ocean Race
http://www.volvooceanrace.com/

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