デストップニュース最新号です。まずは、オーストラリア南方を走る「ヴェンディグローブ」から。トップを走るのは、29歳の若手、フランシス・ギャバ。彼のプロフィールを読むと７歳でヨット（OP級）をはじめて、五輪活動、モスにも乗って、オフショアの世界へ。フランスで知られる学生も出場するツール・ド・フランスにも出場していたそうです。工学のエキスパートでもあり、才能あるヨットマンであり、エンジニアリングでもあります。こうした若者がオフショアでがんばっていると、フランスセーリングの層の厚さ、懐の深さを感じざるをえません。（BHM編集部）

　続いて、2012〜2013年ISAFセーリングワールドカップの初戦となる「セールメルボルン」。五輪以外の種目、特に今年はカイトが大人気となりました。カイトボードのエントリーは男子41艇、女子5艇。ちなみに、RS:X級男子は3艇、女子は成立せず。ようするに、今回のセールメルボルンは、ロンドン後とあって五輪活動を開始している選手がほとんどいなく…とう大会だったようですね。

　さらにニュースは、26日のスタートまであと４日と迫った「シドニーホバートヨットレース」を紹介しています。昨年ファーストホームを飾った100フィート艇〈Ragamuffin Loyal〉（昨年のInvestec Loyalです）にリグトラブルあったり、直前ニュースも盛りだくさん。ふと思い出しましたが、去年のシドニーホバートでは、ホバート湾内のマッチレースもあり、プロテストあり、たいへんなことになっていましたね。

2011年度ファーストホームの〈Investec Loyal〉。photo by Rolex / Kurt Arrigo

　日本艇〈ベンガル〉の情報は、クルーのまゆこさんが現地からアップしているブログがくわしく楽しいです。チームの準備は万端。メンバーもほぼ揃って最終調整とのこと。

ベンガル7（ブログ）
http://bengal2012.doorblog.jp/

セールチェックのため海に出た〈ベンガル〉。photo by N.Igei

　そのほか、ウイングマスト（ローテーションマスト？）、スクエアヘッドジブ（ヘッドにはタコを干したような形状物で支えています。効果はどうなんでしょうか？）が登場した18フッターの「AEG 3ブイチャレンジ」。プーケットレースウィークなどを紹介しています。

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