毎週、世界のヨットレースニュースを配信している「デストップニュース」最新号です。今週は、クロアチアのIOMヨーロッパ選手権から。IOMとは国際1ｍ級と呼ばれるラジコンヨットのワンデザインクラスで、この大会に世界中から74艇が集まりました。（BHM編集部）

　このIOMヨーロッパ選手権では、（たぶん誰も興味はないと思いますが）イカルス・セーリングメディアという、ギリシア人がリーダーの制作グループが担当しています。空撮、水中撮影もあり、かなり立派な制作物に仕上がっています。

　空撮っぽいバルーン撮影で注目されたイカルスは、ここ１年半ぐらいで急成長しているセーリングメディアです。多い時は、一週間に同時に２大会を担当することもあります。最近はヨーロッパ、アメリカだけでなくアジアにも進出しています。バルクヘッドマガジンは動画を扱いませんが、同じセーリングメディアとして、イカルスの撮影活動を非常におもしろく見ています。

クロアチアで開催されたIOMヨーロッパ選手権。photo by Icarus Sailing Media

ノーズダイブもしちゃいます。photo by Icarus Sailing Media

　続いて、36万人が参加しているヴァーチャル・ヴェンディグローブ。ジャン・ピエール・ディックの兄？　弟？　ガイア・コレッティって誰？　の対談。とにかく、ヴァーチャル・ヴェンディグローブは大人気のようです。ボルボ・オーシャンレースのバーチャルゲームで懲りている編集部は、今回参加していません。日本選手はどれぐらい参加しているのでしょうか？

　ニュースは、さらにシドニーで開催された18フッターのレース、ヴェンディグローブのトラブルドラマ（7艇がリタイア。13艇がレース続行。現在トップが喜望峰を回ろうとしています。）、Sailrocketの世界最速記録と続きます。今週も盛りだくさんのデストップニュースでした。

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