11月11日、境港・スナイプ全日本最終日。朝から大雨となった境港マリーナ。レース委員会は、風速15メートルまであがる予報を踏まえ、午前9時に本日のレースをキャンセルしました。優勝は、白石潤一郎／上田真聖（ノースセールジャパン）に決定です。

優勝は、白石潤一郎37歳、上田真聖30歳！photo by Junichi Hirai

「今年は例年よりも練習が少なかった。“絶対”の自信がなかった分、チャレンジの気持ちで大会にのぞみました。近藤艇と走っていて、イーブンの場面はあっても（自分たちが）ボートスピードで優っている印象はありません。ただ、どんな風域でもボートスピードを安定させることはできた。だから今回はレース展開で勝負をしようと。最終日にレースができなかったのは、入念な作戦を練っていただけに残念です。でも、優勝できていい感触を持ってスナイプ西半球選手権（アルゼンチン）に行けます」（白石）

「20代の頃に比べて体力が落ちてきているのを感じます。でも、その分、ヨットレースをしっかり考えられたし、いいゲームができたと思います。前週の琵琶湖全日本インカレに（関西大の）コーチ役で行って、客観的にヨットレースを見られたし、また、自分が乗りたいというフラストレーションもありました。だから、この全日本スナイプには、いいイメージで入っていけた。次は西半球選手権です。（1カ月仕事を休む）長い長い冬休みは、ちょうど中盤。がんばってきます」（上田）

　白石、上田両選手とも4回目の優勝となります。上田選手は全日本スナイプ・クルー優勝回数記録も更新！　優勝おめでとうございます。

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