10回記念50艇参加!和歌山「島精機カップ」
ラッセルクーツ氏が和歌山を訪れたことを記念して開催された島精機カップ。その後、毎年開催され関西の秋のレースとして定着してきました。10回目となる今大会は、特別協賛の島精機製作所は創業50年となる節目の年でもあります。これに合わせたようにIRCクラス26艇、オープンクラス24艇の50艇の参加となりました。(レポート/中村和哉 島精機カップ実行委員会、写真/山崎武敏)
今年も11月第一週におこなわれた島精機カップ。和歌山の名物クルーザーレースです
11月3日は、IRCクラスによる上下の3レースが行われました。北風の中、お決まりのゼネリコの後、4回目でスタート。8〜15ノットの強弱、そして振れのある風の中、タクティクスが勝敗を分けたレースとなりました。
翌日はオープンと共に片道14マイルのショートオフショアレースです。白い岩肌が美しい白崎の前に設置された回航マークを目指し、和歌山の美しい海岸線を見ながらのレースとなりました。北風が吹けば岸寄りが得策との情報を信じた艇、自分を信じて沖出しした艇と、こちらもタクティクスが勝敗を分けたようです。
IRCクラスは、島精機製作所ヨット部の〈バフィー〉(J/V35)が総合、クラス1の優勝を飾り、島精機カップを持ち帰ることになりました。クラス2は〈デッセ〉(Y33S)が優勝。オープンのクラス1は地元の〈シエスタ〉(First40.7)、クラス2は〈クーパー〉(Y31S)が優勝しました。
また今回は関西ミドルボートクラブの秋の選手権も兼ねクラス1は〈デッセ〉、クラス2は〈オレンジフィン〉(Y31S)が優勝しました。そして表彰式ではJSAF外洋内海の年間賞も表彰されました。
島精機カップは、来年も同時期に開催されます。今年以上の参加を期待しています。
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