フェーン・強風・柏崎!レーザー北信越
9月16、17日、新潟県柏崎市で2006年以来6年ぶりとなるレーザー級北信越選手権が開催されました。参加艇数はほぼ予定どうりの21艇。女子の参加こそなかったものの、22歳から69歳と幅広いレーザーセーラーが集まりました。柏崎では珍しく2日間とも順風にめぐまれ、特に2日目は台風によるフェーン現象の影響で、当地方ではめったに吹かない陸風の強風で、若者にとってはもってこい。しかし、マスターズ超セーラーにはかなりきついコンディションとなりました。(文・写真/柏崎レーザーフリート)
21艇が出場したレーザー北信越選手権。初日の夕食会はビール飲み放題。日本海に沈む夕日を見ながらの楽しい昼食会。レースもパーティも盛り上がりました
レーザー浜名湖フリート・植田選手の優勝参戦記
9月中旬でのレースでしたが、残暑が厳しく、特に2日目は九州付近にあった台風からの南風によりフェーン現象が発生して猛暑となりました。風は10メートルを超える強風でしたが、熱風のため涼しくなく、実に体力を消耗するレースとなりました
レースの内容は1日目が4レース、2日目に1レースおこなわれました。1日目はレースを消化するごとに風が強くなり、4レース目は7〜8メートル。海からの風だったため、サーフィングさせやすい波が発生してくれました。
この日の印象に残ったのは第3レースでした。フリーレグで五十嵐選手の後ろ1艇身まで追いついたのですが、操船ミスでオーバーアンヒールを入れてしまい抜くことができませんでした。残念でしたが、このミスを今後に生かしていこうと思いました。
2日目は、前述の通り10メートルの南風で、陸の影響を受けたシフティーなコンディションでした。レースの途中で沈する艇も多々見られ、サバイバルレースの様相でした。また外洋からのうねりも入ってきて、船を走らせるにはむずかしい状況でした。
レースの結果は、1位が植田、2位が江の島フリートの五十嵐選手、3位が三国フリートの藤井選手でした。閉会式では参加賞として名物の笹団子、入賞者はお米が贈呈されました。
私は今回初めて新潟でレースをさせて頂きましたが、レースよりも暑さが記憶に残る大会となりました。最後に運営をして頂いた柏崎フリートの皆さんに感謝いたします。
◎2012年度レーザークラス北信越選手権
http://true-moon.com/kyc/
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
丸玉運送
ネオネットマリン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
SWING
コスモマリン
葉山セーリングカレッジ
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
VELOCITEK
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
エイ・シー・ティー
ハーケンジャパン
ファクトリーゼロ