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灼熱の三河湾、全日本ミドルボート開幕!

 7月14日、愛知県蒲郡・ラグナマリーナで全日本ミドルボート選手権が開幕しました。昨年、西宮で復活開催された全日本ミドル。今年は場所を三河湾に移しておこなわれています。(BHM編集部)


28艇のスタートは壮観!全日本ミドル初日は2レースおこなわれました。photo by Junichi Hirai

 ミドルボートとは、本大会の規定では全長8〜11mのセーリングクルーザーです。このクラスは、日本のクルーザーレースの基準とも呼べる人気のクラスで、これまで、関東と関西で毎年選手権がおこなわれてきました。何度か全日本という冠で大会が開催されましたが定着せず。昨年、関西ミドルボートクラブを中心に「全日本」が盛り上がり、その勢いをつなげて三河湾で開催されることになりました。

 今年の参加は昨年の19艇を大きくうわまわる28艇です。そのうちわけを見てみると、地元東海から12艇、大阪湾から9艇、駿河湾から3艇、相模湾から3艇、東京湾から1艇。関東からの遠征組が少ないのは残念ですが、東西の精鋭を集めておこなわれるとだけあって、選手のモチベーションは最高潮に達しています。

 採用されるレーティングはIRCで、最も高い〈センチュリーファーストGP〉(N/M33 GP33)の1.146に対して、最小値は〈ホライゾン〉(YOKOYAMA30R)の0.955。最新軽排水量非対称スピン艇と往年のIORハーフトンが同じ土俵で戦うという構図もIRCミドルの特長といえるでしょう。また、YAMAHA33Sが5艇、VITE31が4艇出場など同型艇対決にも注目が集まります。

 大会初日は、前日までの雨・強風の予報に反して快晴・微風。10時に出艇しながらも干上がってしまいそうな海上で長時間待機となり、心身ともに疲労する1日となりました。

 レースは、午後からそよそよと吹き出した南の風で2レースを消化しました。総合成績は公式発表されていませんが、「今年は練習量が足りない」と話していた濱口オーナーが舵を取る、昨年度優勝艇〈ワイレア〉(X35OD)が4-1位と好調。ほかは、第1、2レースで浮き沈みがあり厳しい戦いとなっています。風がソフトだった第1レース、第2レースでは短時間だけ最高12ノット近くまで吹き上がるなど、安定しない風に翻弄された初日、という印象です。

 大会は残り2日。明日は最大4レースが予定されています。


第1レース暫定成績


第2レース暫定成績

======= 全日本ミドルBHM的注目艇 =================

横山一郎デザイナーが生んだIOR名艇YOKOYAMA30Rで出場する〈ホライゾン〉(母体は今年の沖縄東海レースで優勝したベンガルチーム)。邨瀬オーナーがドライブし、高木裕、原健、荒川海彦が脇を固めます。〈ホライゾン〉は昨年度のパールレースのIRC総合優勝艇。photo by Junichi Hirai


ミスターJ/24こと中野誠がヤマハ31フェスタをチューンアップして挑む〈クラリスフォルテ〉。マスト補強を担当した宮崎(兄)が乗りこみます。photo by Junichi Hirai


IMSボート改造組。第1レース2位の〈ジャスト8〉(MUMM36)にバウポールをとりつけ、スピネーカーからジェネカーに変更してあります。また、同じく東海水域の〈カイト〉(J/V35CR)も同様にバウポールに改造。photo by Junichi Hirai


ナニかと話題豊富な〈ラッキーレディ8〉(FARR30)。ヨット界の貴公子こと稲葉兄弟を中心に20〜40代前半で構成される飛び抜けて若いチームです。全日本ミドルボート選手権後は、26日にスタートするパールレース(五ヶ所湾〜利島〜江の島)に出場予定とのこと。photo by Junichi Hirai

◎2012全日本ミドルボート選手権
http://www.tosc.jp/mb/

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