ブリスベン・ラジアルユースワールド2日目
レーザーラジアル級ユース世界選手権3日目。今日は朝からの陸風はなく気温も高く、シーブリーズが期待できそうなコンディションでした。ハーバーに着き海面をみたときは風待ちかと思いましたが、その後そよそよと風が吹いてきて予定通り13時にスタートをしました。(文・写真/高橋香 JSAFジュニア・ユース育成強化委員会)
オーストラリアチームは、レース前に必ずスタート練習をしています
今日も左右にシフトしていく風でした。1レース目、男子の平川が、上マーク付近で左のシフトをつかみ、4位で上マークを回航、9位でフィニッシュ。続く2レース目も4位とシングルでまとめて初日の45位から26位とゴールドフリート圏内に順位をあげました。
川村も1レース目の上マーク回航は最後のほうで回航しましたが、混戦したダウンウィンドの中をうまくブローとシフトをつかみ8位でフィニッシュしました。41位に上がりました。
女子の2レース目の最後はかなり風が弱く、ブローをつかまないとかなりきつい状態でした。しかし、その中を多田がよく海面をみて走り、6位でフィニッシュしました。村山は8-19位で総合7位に下がりました。
やはり微風のフラット海面での日本チームの走りはよく、昨日のコンディションでレースができなかったのがとても残念です。しかし、5人とも最後まで諦めずによく展開を考えたレースをしていると思います。
明日で前半戦が終了します。さらに上を目指してレースをしてほしいと思います。
◎レーザーラジアル級ユース世界選手権 3日目成績
男子(19カ国71艇)
26. 平川竜也 (25)-20-9-4
37. 北村勇一朗 16-14-17-(31)
41. 川村岳 (30)-26-8-16
女子(11カ国35艇)
7. 村山仁美 8-6-8-(19)
22. 多田緑 (26)-25-21-6
ジャンプアップした川村。「スタートは風下を狙って失敗してしまいました。上マークは後ろから5番目くらい。ダウンウインドは風がふれていたのと雲があったので狙っていきました。2回目のダウンウインドでは、集団がいったほうと逆海面を選びました。うまくブローをつかめてスピードが落ちず、集団の前を切れて順位をあげることができました」
2レースともシングルでまとめた平川。「スタート前に左海面の風を使いつつ、右海面に行きたいと思っていました。上マーク付近では集団は右海面に向かっていきましたが、イエローフリートのダウンウインドを見ても左海面がよく見えたので左海面を選び、右集団の前を切ることができました」
◎2012 Laser Radial Youth Championships
http://www.rqys.com.au/index.php/2012-world-laser-radial-youth-championship/
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