世界のヨットレースを紹介するデストップニュース最新号です。まずは、2016年リオ五輪に採用されたカイトボーディングの大会「ゴールドゲーム2012」から。カイトは5月のISAFミッドイヤーミーティングで決定した次期五輪艇種。国際クラス協会は3年ほど前から積極的にこのあたらしい競技をアピールして、なみなみならぬ気合を感じます。また、落選したRS:X（ウインドサーフィン）は、その後、各国から五輪採用についてISAFへ意見書が出されたり、ウエブサイトで署名を集めるなど復活を求める活動がおこなわれています。（BHM編集部）

　続いて地元フランスのイベントが連続します。カタマランM2による「M2スピードツアー」、300マイルを走る「アーメンレース」、フランス海軍士官学校が主催する「グランプリ・エコール・ナーヴァル」。また、イギリスからはベン・エインズリーが優勝した「フィン級世界選手権」（ベンはロンドン五輪の聖火リレー第一走者もつとめました）、イタリア・カプリ「ロレックス・ボルケーノレース」、スペイン・バルセロナ「TP52スーパーシリーズ」（アウディ・メッドカップの後継イベント）が紹介されています。

400マイルを走るオフショアレース「ボルケーノレース」を制したマキシ〈JETHOU〉（JV60）。photo by Rolex / Kurt Arrigo

• ツイート