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男子オーストラリア連覇、女子イギリス優勝

 バルセロナ470世界選手権メダルレース。微風のなかで上位10艇による最後の戦いがおこなわれました。メダルレースに出場したアビーム男女は、代表決定の勢いを受けて、風上航から前にでます。第1上マークを1位で回航すると、その後もトップを保守。アビーム男女はアベック・ファーストホームを決めて、それぞれ総合6位に上がりました。(BHM編集部)


ロンドンへ向けて絶好調のオーストラリア男子。コーチのビクター・コバレンコ(写真中央)はなんと15回目のワールド優勝だそう。まさに名伯楽、金メダル製造工場です。photo by Junichi Hirai

 男子の優勝は二連覇となるベルチャー/ページ(AUS)。GBR、NED、FRA、NZLの着順対決となった女子は、GBRが逃げ切り初優勝を飾りました。


だれが勝ってもおかしくない着順勝負のメダルレースを制したのはGBR女子。スキッパーのハンナ・ミルズは22歳。世界の470女子は若手が大きく伸びてきています。photo by Junichi Hirai

「この大会では、スタートも出られたし、上マークまでのプランも良くなってきている。でも決勝に入って同じ失敗を繰り返してしまいました。特にダウンウインドで抜かれたこと。それおと大きなフリートのなかで考えるタクティクスがうまくいかなかった。もっとレースでは「ここぞ!」という自分の強い意志が必要だと感じています。メリハリをつけた走りを身につけたい。6位というのは、いまの現実だし、それを受け止めて少しでも上を目指します。田畑と組んだ時から、目標はオリンピックの金メダル。強い気持ちで行ってきます!」(近藤)


最終日、近藤/田畑インタビュー。制作:DailySailing.com

◎470級男子
1. AUS Belcher / Page 32p(MR6位)
2. FRA Leboucher / Garos 43p(MR2位)
3. CRO Fantela / Marenic 67p(MR4位)
4. FIN Lindgren / Lindgren 69p(MR5位)
5. ARG Calabrese / Fuente 74p(MR3位)
6. JPN Harada / Yoshida 83p(MR1位)
7. ESP Barreiros / Sarmiento 89p(MR7位)
8. ISR Kliger / Sela 93(MR10位)
9. GRE Kampouridis / Papadopoulos 95p(MR8位)
10. GRE Mantis / Kagialis 110p(MR9位)

ゴールドフリート
11. JPN Matsunaga / Imamura 109p
シルバーフリート
33. JPN Maeda / Noro 106p

◎470級女子
1. GBR Mills / Clark 65p(MR3位)
2. FRA Lecointre / Geron 67p(MR2位)
3. NED Westerhof / Berkhout 67p (MR4位)
4. NZL Aleh / Powrie 74p(MR7位)
5. FRA Petitjean / Douroux 88p(MR5位)
6. JPN Kondo / Tabata 94p(MR1位)
7. DEN Koch / Sommer 105p(MR6位)
8. BRA Grael / Swan 109p(MR9位)
9. BRA Oliveira / Barbachan 111p(MR8位)
10. ISR Cohen / Bouskila 112p(MR10位)

ゴールドフリート
14. JPN Yoshisako / Okuma 125p

◎Barcelona 470 Worlds
http://worlds.470.org/eventsites/default_s1.asp?eventid=66686

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