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1日1レース2時間半、スターワールド2日目

 イエール・スター級世界選手権2日目。今日も風待ちからのスタートです。風待ちの間、ハーバー内で選手たちと昨日のレースのことや今日の風傾向などを話しました。このクラスは、1日1レースのみなのでしっかり風が入ってからレースが始まります。次第に風が入り始め、13時15分、風向235〜245度、風速6〜8ノットでスタートしました。(レポート/JSAFオリ特:山田敏雄、宮野幹弘)


軽風のなかおこなわれたスターワールド大会2日目。スター級の軽風ダウンウインドはバウセクションに立ってバランスを取ります。photo by Pierrickcontin.fr / Coych

 鈴木/和田は、上側からのスタートを狙いましたが、ニュージーランドにつぶされてしまい、ポートに返し右海面へ。その後風が右にシフトしたことにより有利にレースを展開することができ、1上を9位で回航。1下までの間に後続艇4艇にぬかれ13位で回航。続く2上までの間に風が落ちシフティーで難しい海面になりましたが、冷静な判断でコースを取り3艇を抜き2上を10位で回航。結局そのまま10位でフィニッシュしました。

 むずかしい海面でしたが、鈴木組はスタートに失敗したものの冷静な判断で風を読み初日の出遅れを挽回するほぼシングルの順位でフィニッシュすることができました。総合21位です。残り国枠4国ですが現在は7番目に位置しています。明日の3レース目が正念場となります。

 1上マークまでが2.1マイルで、1レース約2時間30分の長いレースです。この間集中をしてレースを組み立て行く選手たちの判断力、精神力のタフさには驚かされます。1日1レースの理由もとてもよくわかります。明日は強風の予報が出ています。気を引き締めて五輪枠獲得に向け前進あるのみです。


大会2日目のダイジェストです。

◎Star Worlds 2012
http://www.starworlds2012.com/

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