Loading

相模湾・関東ミドルボート選手権、開幕

 5月3〜5日まで、相模湾で関東ミドルボート選手権が開催されます。この大会は全長26〜36フィート以下のボートを対象にしたキールボートレースです。昨年大会は震災のために中止されましたが、今年は29艇を集めて開催されます。今回はIRCクラス一本に統一されたため、新旧大小入り交じる激戦が予想されます。(BHM編集部)


関東ミドルボート選手権エントリーリスト

 ミドルボートというジャンルは、日本独特のクラス分けです。これは、編集部の記憶によれば、90年代まで栄えたIORワントン(ビッグボート)に対してつけられたもので、これまで関東、関西を中心に選手権大会が開催されてきています。ミドルボートクラスの普及とともに全日本選手権も開催されましたが、ボート運搬の手間や大会スタンスの微妙な相違もあって衰退。そのような経緯のなかで、昨年、西宮で全日本選手権が復活したのはミドルボートファンにとって大きなニュースといえるでしょう。今年は7月に蒲郡で「全日本選手権」が開催される予定です。

 国内でもっとも普及するボートサイズだけに、本大会の盛り上がりは必至です。みどころは、普段から熱心に練習、レースに取り組んでいるチームが多く、実力が伯仲していること。また、同型艇(X35、YAMAHA33、FIRST35)の戦いも興味深いです。

 編集部は、前週におこなわれた艇長会議に出席しましたが、その際、コース設定(当初は4、もしくは5レグだった)で、IRCレーティングをより公正に成績に反映して欲しいという意見が選手からあがり、コースを「4、もしくは6レグ」に変更されました。こうした意見が出てくるのも、ミドルボート選手権出場艇が成熟してきた証拠であり、また、選手の意気込みが伝わってきます。

 さあ、今年の関東ミドルボート選手権はどのチームが優勝を勝ち取るのでしょうか? また、同時開催のビッグボート選手権には3艇、5日だけのオープンクラスには10艇が出場します。

◎関東ミドルボート選手権(成績速報など)
http://www.geocities.jp/middlekantoh/

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
丸玉運送
ネオネットマリン
ダウンアンダーセイリングジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
SWING
コスモマリン
葉山セーリングカレッジ
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
VELOCITEK
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
エイ・シー・ティー
HELLY HANSEN
ハーケンジャパン
ファクトリーゼロ
CATEGORY:  INSHORENEWS