和歌山、全日本学生ボードセーリング団体
2月24〜26日、和歌山セーリングセンターで「2011年度全日本学生ボードセーリング選手権・大学対抗戦」が開催されました。参加は25大学90名、制式艇種のテクノ293クラスにより全9レースがおこなわれました。団体戦優勝は関東学院大。個人戦優勝は小森貴祐(関西学院大)でした。関東学院大は団体4連覇を達成です。(文/BHM編集部、写真・協力/和歌山セーリングクラブ)
◎優勝コメント
団体優勝:関東学院大学
助川 大(4年)
「今回は昨年と違い和歌山になりましたが、はじめての環境の中、大学でひとつになり選手だけでなく、メンバー以外のサポートがあって4連覇となりました。レースに出ているのはメンバー5人中3人でしたが、控えのメンバー、メンバーになれなかった部員も大会中助け合い、レースに集中できました。長年続いてきた蒲郡から和歌山に変更されましたが慌てることなく、レース海面の特徴などもOBの方々にアドバイスをいただき、レースを優位に運べました。あらめて今回の優勝、4連覇は、すべてメンバーの力で勝ち取れたものだと思います」
個人優勝:関西学院大学
小森貴裕(主将)
「今回のレースは後輩とのはじめてのレースで、初めて関学としての団体戦でした。全体を通していいレースができたと思います。来年は団体入賞を目指します」
大会期間中、日本学生ボードセイリング連盟では、ツイッターによるレース速報をはじめ、ツイキャス(TwitCasting)による動画ライブ配信をおこない大会を盛り上げました。また、連盟がOB、OGのために貸切バスを利用した観戦ツアーを企画したり、選手だけでなく大学関係者が積極的に大会をサポートしているようです。こうした流れは、バルクヘッドマガジンで登場頻度の高い大学ヨット部にはないもの。学生ウインドサーフィンの今後の活動に注目です。
◎日本学生ボードセイリング連盟
http://www.jubf.org/
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