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キーウエストに到着しました

はるばるアメリカ・フロリダ州キーウエストにやってきました。成田からニューヨークを経由してフライト18時間。マイアミ空港でクルマを借りてUS1号線をずんずんと南下。3時間半ほど走って真夜中のキーウエストに到着しました。長旅には慣れているつもりのBHM編集部ですが、今回の旅は久々にしんどかったです…。(BHM編集部)

遠征の目的は「キーウエスト2012」に参戦するためです。5日間おこなわれるこの大会は、ミニマキシ、TP52からメルジェス24まで大小のキールボートが集うヨットレースです。われわれ〈エスメラルダ〉は、メルジェス32クラスに出場します。チームとしてキーウエストに出るのはSWAN42の進水以来なので、5年ぶりの参戦になります。わたくし個人はキーウエストに出るのははじめて。どんな風が吹くのか、どんな海なのかたのしみにしています。


真夜中、フロリダ半島南端とキーウエスト(島)を結ぶセブンマイルブリッジをクルマで渡りました。右も左もエメラルドグリーンの海のはずが、真っ暗で何も…。キーウエストに入ったら鹿がたくさん出てきました。鹿に注意。photo by Junichi Hirai

今回のメルジェス32フリートには、レガッタクラス最大の19艇が出場します。今年は世界選手権が9月にアメリカ・ニューポートで開催されることもあり、米国内だけでなく世界各国のチームもアメリカ活動を主軸に考えているよう。本大会には、〈エスメラルダ〉他に、関西ヨットクラブから、〈スレッド〉、〈スウィング〉も参戦します。日本から3艇出場しているのはかなりのビッグニュース。がんばりましょう!

また、昨年のスペインワールド4位〈夜叉侍〉と〈ブロス〉は、しばらくヨーロッパのレースに参戦するとのこと。日本ではワンデザインのフリートレースができないために、トレーニングの一環として海外レースに参戦する計画を立てているようです。また、葉山マリーナヨットクラブの〈ケットフィーク〉も活動を計画しているとのこと。これで日本チームのキャンペーンだけで最大6チームが揃うことになります。今年はメルジェス32が、おもしろくなりそうですね。

さて、キーウエスト現地では、2日間の準備、練習を経て、16日からレースがはじまります。わたくしもがんばります!


メルジェス32エントリーリスト。各チームのタクティシャンにはクリス・ラーソン、エド・ベアード、トーバー・ミルスキー、スティーブ・ベンジャミン、ロレンツォ・ブレサーニ、モーガン・ラーソンといったすご腕が顔を揃えます。また、〈スウィング〉のタクティシャンはマッチレースのジェスパー・ラディッシュ(デンマーク)、〈スレッド〉は中村健一、〈エスメラルダ〉は阪間俊文がつとめます

◎Key West 2012
http://www.premiere-racing.com/keywest12/pages/KW12_home_page.htm

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