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沖縄・座間味でジュニアセーラーが交流。フューチャーズ座間味レガッタ

 1月7〜9日の3日間、「2017フューチャーズ座間味レガッタ」(FUTURES ZAMAMI REGATTA)が沖縄県の座間味島で開催されました。(レポート/B&G兵庫ジュニア海洋クラブ 中村)

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フューチャーズ座間味レガッタ、第1レーススタートシーン。photo by Aono

 参加メンバーは、地元の座間味ジュニアヨットクラブから奥 太壱(中1)・宮平沙奈(中1)・宮平凌郎(小5)、石垣島の八重山セーリングスクールから合田 光(小6)・高橋観(小4)、光セーリングクラブの花田 馨(小6)、B&G福岡ジュニアヨットクラブの下石雅楽(小5)、B&G兵庫ジュニア海洋クラブの中村 晃(小5)、計8名の選手です。

 第1回大会ということもあり、沖縄県のセーラーが中心の大会となりましたが、座間味村のセーリング競技に対する協力と熱意を、大会を通じて強く感じることができました。

 1月7日は、那覇市の泊港から高速船に乗り、約50分で座間味島に到着、関係者のみなさまに手厚い歓迎を受け入村しました。到着早々、クリスマスから年末年始の期間で座間味島合宿をしている470級ナショナルチームを訪問し、見学させて頂きました。

 30ノットを超える風の中でのハードな練習に子供たちは感動と、なかなか見ることのできない海上での選手の必死に取り組む姿勢を垣間見ることができ、大変刺激になりました。

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座間味到着後、子どもたちは470級強化合宿を見学しました

 午後から参加者全員で協力し、チャーター艇を運搬・艤装を行いました。出艇した古座間味ビーチは、絵に描いたような美しい海岸線で、白砂とエメラルドグリーンの海が最高に綺麗です。プラクティスレースを4レース実施し、明日のレガッタ本番に備えました。

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古座間味ビーチ。photo by Aono

 お楽しみの夕食は、座間味村主催のBBQで歓待して頂き、ナショナルチームの皆さんと楽しく交流し、沖縄県連の方々や座間味村の宮里村長をはじめとする地元のヨット関係者のみなさまと意見交換等、有意義な時間を共有する事ができました。

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参加選手、大会関係者、470合宿選手と一緒に。photo by Aono

 1月8日、風速8〜15ノットの絶好のコンディションの中、フューチャーズ座間味レガッタを開催。予定されていた全5レースを無事消化しました。この時期の強風はヨット練習をしない沖縄の選手達も、みんな良くがんばり、見応えのあるいいレースを展開しました。

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フューチャーズ座間味レガッタ、表彰式写真。photo by Aono

2017 FUTURES ZAMAMI REGATTA レース結果
1位:中村 晃  B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
2位:花田 馨  光セーリングクラブ
3位:下石雅楽  B&G福岡ジュニアヨットクラブ
 みなさん、おめでとうございます。

 大会後、参加選手全員でレース後のミーティングを行い、各自の良否・問題点を提起し、解決策を選手達で思考する時間を設けました。

 最終日の1月9日月曜日は、午前中にOPヨットやレスキュー艇を、艇庫に格納しました。その後、全選手・保護者で標高131mの高月山の展望台公園に行き、慶良間随一の素晴らしい眺望を楽しみました。

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高月山の展望台公園。photo by Aono

 座間味島は那覇から航路1時間、周囲24キロの島です。2014年には、慶良間諸島国立公園に指定されました。透明度の高い美しい海と、冬季の安定した風速・風向は、セーリングスポーツに大変適した環境です。

 フューチャーズ座間味レガッタが、今後ジュニア世代の飛躍を支え続けるレガッタに発展する事を願い、大会のレポートとさせていただきます。大会を開催するにあたり、座間味村役場の皆さん、大会役員、その他関係者のみなさま、大変ありがとうございました。

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