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高橋/杉浦、初出場・初優勝を飾る。和歌山テーザー全日本選手権

 10月9、10日、和歌山セーリングセンターで「第31回テーザー級全日本選手権」が開催されました。来年の蒲郡ワールド参加を視野に集まった25艇のほとんどが遠征チームです。初日の朝は雨でしたが、レースが始まる頃には前線が通過して雨があがり、良い風の中で全6レースのハイレベルな戦いが繰り広げられました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)

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和歌山で開催されたテーザー全日本。写真は優勝の高橋・杉浦組(浜名湖)

 初日は前線通過に伴う強風の中で出艇。6〜8m/sの強弱と振れのある風で3レースが実施されました。トップは1-1-2位とまとめた公式レース初参加の高橋/杉浦組、2位は4-2-1位と順位を上げた小沢/秋山組という、上位2艇が頭を出して折り返しました。

 初日夜のレセプションパーティーは、和歌山セーリングクラブの皆さまによるおもてなしを受けました。各テーブルでの肉・野菜のバーベキューだけでなく、生ビールも提供され、さんま炭火焼・シラスご飯・焼きそばなど盛りだくさんのメニューでパーティーを大いに満喫しました。

 2日目は、朝から晴天とはいえ強風注意報の中で出艇。初日と同様かそれ以上に強弱と振れのある風で、同じく3レースが実施されました。

 結果は、初日と同様に上位の2艇が抜き出て、優勝は高橋・杉浦組、2位は小沢・秋山組、そして3位には伊藤・本吉組が入り、マスタークラス優勝は総合6位の亀山・井上組、グランドマスタークラス優勝は総合5位の田中・田中組、そしてスーパーグランドマスタークラス優勝は総合2位の小沢・秋山組という、老成するほど力を発揮するレース結果となりました。

 閉会式で優勝者は「他の艇種でも活動しているが、テーザーは非常にアットホーム。来年のワールドに向けてがんばりたい。日本人チームみんなで技術向上してがんばりましょう」とコメント。今後が楽しみなチームです。

 今回の全日本は、稲毛3・葉山4・江の島3・浜名湖3・琵琶湖3・大阪北港6・芦屋2・和歌山1チームという幅広いフリートから、初参加の方が5名・テーザー公式レースに出場するのは5年(〜15年)ぶり以上という方が4名、小学2年生から最高齢76歳まで、バラエティに富むメンバーがレースを満喫しました。

 全レース風に恵まれてコース1(S-1-2-3-1-3-1-2-3-F)が採用され、参加者は存分にハイクアウトを堪能し、全日本選手権として満足度の高いレガッタとなりました。

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第31回テーザー級全日本選手権成績表

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2位、小沢・秋山組(琵琶湖)

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3位の伊藤・本吉組(江の島)

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美しい夕陽の中で盛り上がったレセプションパーティー

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