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福岡全日本インカレ 展望と解説(スナイプ)

 10月31〜11月3日まで福岡小戸で開催される全日本学生ヨット選手権。今回は、外道無量院さんと生ちゃんの展望と解説・スナイプ編です。力量が拮抗する大学選手権を予想するのは非常に難しいものです。特に今年のスナイプは甲乙つけがたく、どのような結果になるのか予想できません。(BHM編集部)

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全国24校72艇により競われるスナイプ級。大会ホームページ(http://intercollege-yacht2014.jimdo.com/)では出場校や大会情報が発表されています。

外道無量院
 全日本個人戦と関東インカレの印象があまりに違うし、470以上に風域によって結果が異なりそうな雰囲気だ。また、今年の個人戦ではっきりと傾向が出たのだが、470と比べて上位がハイスコア。良く言えば力量接近で混戦模様、厳しく言えば抜きんでた上位艇が存在しない、ともいえるか。

 まず、春ランキングでトップにあげた日大について。

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3艇共に実績も十分にある「日大スナイプ」。勝ちきれるのか(写真は井嶋艇)

 個人戦では、伊村仁志(4年・碧南)/大野雅貴(3年・別府青山)が優勝、井嶋清芳(4年・霞ヶ浦)/大井航平(2年・土浦日大)が4位、持田由美子(4年・磯辺)/塩谷涼(4年・高松工芸)が6位とレギュラー全艇が入賞するという文句の付けようがない結果だった。

 続く関東インカレでは圧倒するかに思えたが、7〜10m/secの風が吹いた初日の5レースでは、結果はともかく、特に早稲田の3艇には走り負けている印象だった。2日目に落ちた風の中では安定感を取り戻し、終わってクラス優勝したのだが、何か、物足りなさを感じさせる内容だったのだ。

 生ちゃんはどう見る?

生ちゃん
 はい、今回関東インカレには行くつもりがなかったんですよ。結果は大体みえてましたのでね。しかし、初日が台風の影響で強風になりそうだったことから気が変わりました。2つのことが非常に気になっていたのです。

・日大は強風だとどうなのか?
・早稲田は強風で島本を中心にどこまで走れるのか?

 案の定日大は、初日5レースで早稲田にパーフェクトを許したのを含め、失格がなければダブルスコアだったのは明らかな走り負けです。ここにきて、大きな欠点をみせてしまったのはまずかったですね。

 順風域以下になった2日目はある程度安定していたものの、個人戦チャンピオン伊村が冴えなかったのも気になるところです。しかし、井嶋だけは個人成績トップの文句のつけようがない走りはみせてくれたし、内容はともかくクラス優勝はした訳ですから、若干の修正をすれば、優勝には一番近いかと思われます。

外道無量院
 日大のクルーが軽いのかな? 470は木村のような長身選手がいるが、スナイプのクルー陣はスナイプのクルーとしては10年ほど前に(同じ日大スナイプと)比べて体の線が少し細い気がするのは私だけか? それとも他の原因があるのか・・・。

 余談だが日大スナイプは小戸で強い。1981年から2006年までの過去5回の小戸開催で4回優勝、うち総合2回優勝ってことは、かなり相性がよさそうだ。470は一度も勝っていないのにそのうち総合を2回も取っているという事は、尚更スナイプは強い。さらに言うと、1986年(昭和61年)のスナイプクラス優勝時の副将は、今年のエース格・井嶋清芳(前出)の父である井嶋浩文氏。「親子制覇」や、さらには総合まで取って父を超えるという偉業達成もあるか!?

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全日本3位の垣野/石川ペア(同志社大)。3艇がまとまったらどうなるのか?

 次に春ランキング2位の同志社。いきなり余談にだが、日大の井嶋親子に関連して言うと、同志社には8月に小戸で開催されたスナイプマスターズ世界選手権で優勝した杉山武靖スキッパー(同志社大OB/静岡ガス)の息子、杉山航一朗(後述)がいて、その活躍も楽しみだ。まだ息子・航一郎が中学生の時、親子コンビを組んで2010年同志社ウィークに出場、見事に準優勝している。

 レギュラー格2艇が落選した470とは対照的に、スナイプは水域予選の6枠をほぼ寡占し、全国最多の5艇が個人戦に出場した。エース艇の垣野雅人(4年・清風)/石川雅也(4年・三島)は3位と面目を保ったものの、2番艇格の山田剛志(3年・中村三陽)/北原洋(2年・同志社香里)が13位、3番艇を争う2艇の杉山航一朗(1年・清水東)/山梨雄基(2年・同志社香里)は9位、中川健太(3年・延暦寺学園比叡山)/森部裕樹(3年・筑紫丘)が17位と、全体的にハイスコアになったフリートに助けられて順位はソコソコと言えなくもないが、同志社らしくなく英語を含んだりして内容的には冴えない印象だった。

 こちらは日大とは時期も結果も対照的なのだが、近北インカレは圧勝した後の事だった。このあたりの評価も難しい。いくら楽勝とはいえ、「もし負けたら終わり」の緊張する水域インカレの直後の週に個人戦があったという日程的な影響があったと考えるのが正しいか。

 やはり同志社スナイプも小戸との相性は良い。前回の2006年の小戸時、同志社は水域予選で470がまさかの敗退落選。スナイプの片クラス出場となったが、当時の主将・470スキッパー、今井信行をクルーに配してクラス優勝を果たし、名門の意地を見せた事も記憶に新しい。

 資料を見ると、だいぶ前の話になるが、1976年の小戸開催時もスナイプはクラス優勝。学連に470が導入されて以降は、日大と同志社しかスナイプは小戸で優勝していない。福大が470で3回、うち総合2回も地元優勝を果たしているのに、スナイプで勝ってないのは意外だ。

 この疑問をある専門家にぶつけたところ、80年代に入って、ルーズリグからタイトリグが出始め、海外遠征からこの情報をいち早く持ち帰った甲斐幸氏(故人)が、これを日大に伝授したが、その情報が九州にまで(福大)に伝わらなかった為に上り角度から全然違い、勝負に成らなかったという話を聞いた事がある。

 話は戻るが、ひょっとして強風で早慶が走り、日大がイマイチだったのは何かその類の原因があるのかも知れないな。

 生ちゃんの見解を聞かせてくれ。

生ちゃん
 外道さんも意地悪だなぁ〜(笑)。強風で走らないってことは原因は1つしかないと思いません? 非常にここでは言いにくいので、あえてノーコメントとさせて頂きます。

 同志社スナイプは、力量は昨年と同じくらいにはみえますよね。エース垣野もいるし、まずまずなのではないでしょうか?個人戦の後も蒲郡に残って練習したんでしょう? こういう所はさすがです。昨年も目立ちはしませんでしたが、クラス3位だったことから、今年も同じような展開になりそうですよね。

 絶対的なエースがいなくても通用するのではないかと思います。

外道無量院
 春の2強に関する状況については以上のようだが、その次の評価を与えたチームに関してはどうだろうか。

 今年は小戸開催ということで、期待を込めて九州勢トップの鹿屋体大を春は3位と評価してしまったのだが、個人戦や女子インの印象から、ここはやはりかなりの強風シリーズとならないと厳しい印象を受けた。

 また、毎朝葉山で早くから熱心に一生懸命練習している姿には申し訳ないが、同4位とした中央大も同様に春インカレだけで過大評価してしまったか。期待した関東インカレでは残念ながら強風でも軽風でも上位チームとの力の差は明白に見えた。

 反対に同5位と低評価した早稲田大が、春インカレや個人戦の不調を見返すように関東インカレでは素晴らしい内容・走りっぷりだった。

 関東個人戦トップ通過ながら、西半球選手権出場の為に個人戦欠場した島本拓哉(3年・磯辺)/櫛田圭佑(4年・早大学院)のコンビが、仮に個人戦に出ていて優勝していたとなる。と、昨年の関学並みに「両クラス個人戦制覇」もあり得た話だ。ただ、早稲田が同470チームと異なるのは、スナイプチームについては軽風域になるとボロが出るという欠点が散見されることだろう。

 同6位と評価した関西大は、女子インで花島瑞紀(2年・羽咋工)/浅田静香(2年・膳所)が準優勝。内容的にも女王・持田由美子(日大・前出)を相手に同点で最終レースにもつれ込むという健闘を見せた。その直後の週、関西インカレでもレギュラーとして出場し、水域内の常勝校・関学を破ってクラス優勝にも貢献した。

 関大はエース艇の林宏亮(4年・羽咋工)/浅田静香(前出)・渋川周平が、艇別でもトップ。個人戦の不調(31位)を見返す結果を出した。3番艇の野々口数馬(3年・姫路南)/松枝泰弘(3年・西宮東)・沖永大季(3年・岡山理科大付)も手堅い成績で優勝に貢献。面白い存在として浮上してきたか?

 関西インカレでのスナイプは「関関」の優勝争いと、甲南大VS和歌山大のボーダー争いで、3日間・全11レースの最後まで盛り上がったと聞いている。少し話は脱線するが、和歌山大が両クラスで僅差の4位と敗れ、全日本でその姿を見られないのは少し残念に思う。まあ、この点については後ほどの話題に。

 生ちゃん、早稲田と関大についてはどうだ?

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全日本個人戦も観たかった(スナイプ西半球&東洋選手権出場のため個人戦不参加)。写真は早稲田のエース島本艇

生ちゃん
 はい、早稲田は日大の所で若干触れましたが、走りについては問題ないかと思います。

 関東個人戦で圧勝したエース島本拓哉(3年・磯辺)/清原駿(2年・早大学院)を中心に、平川竜也(2年・逗子開成)/花岡航(3年・洛北)、永松礼(1年・別府青山)/櫛田圭佑(4年・早大学院)と力は十分にある。

 ただし、2日目に気になったことですが、作戦についてですよね。スタートも3艇揃って出ている所が気になりました。この作戦でも良いかと思われますが、裏目に出た場合は最悪の状況になる可能性もあります。実際2日目はそうなってしまいました。

 走りについては問題ないはずですから、リスクが大きい戦法を少し考える必要はあるかと思います。その辺りを関口功志監督はしっかり考えてくるはずです。その点を加味したならば、日大を上回れるのではないでしょうか。

 関大については、関学に勝った訳ですから一気に名乗りを挙げたと言っても良いでしょうね。女子インカレで花島/浅田が持田に勝てそうなところまでいったのは、良かったですよね。それが自信となり、関西インカレでも明らかに出てますよね。ここも問題があるとすれば3番艇だとは思いますが、ひょっとすると? って感じでしょうか?

外道無量院
 いや、関大は既に春ランキングで6位としたように、「関関同立」の4大学対抗戦で、スナイプに関しては既に関学より上位に位置していた。そう突然に力を付けたというわけでもないのではないか。

 他に、春シーズンは低評価ながら、夏・秋で伸びて優勝戦線に名乗りをあげてきそうなチームとしては、関東の慶應義塾大と関西の関西学院大あたりか。共に部員約50名、うち高校以前の経験者約30名前後という大所帯、当然に両チームとも層は厚いが、共に決めて不足というか…。

 慶應について詳しそうな生ちゃん、どうだ?

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抜群の安定感。佐藤帆海/小野木一憲ペア(慶應義塾大)

生ちゃん
 慶應は(関東インカレ)初日、強風域では大健闘だったといえるでしょう。エース佐藤帆海(2年・塾高)/小野木一憲(4年・塾高)、2番艇阿部七海(3年・酒田西)/ムルターオーウエン(3年・塾高)は上位と遜色ない走り、3番艇もスキッパー交代はしたものの、まずまずだと思います、というか3番艇の役割を果たしたと言えるのかも知れません。

 しかし、順風域以下になった場合が早稲田と同様、課題ですね。ただ、明らかに春より成長したし、英語なしも好印象。優勝を狙える力があると思います。

 ここの外部コーチは上田真聖(福岡大OB)であり、小戸の海面を知り尽くしてる筈ですからその点もプラスになることでしょう。あとは昨年もそうでしたが、72艇の中でどこまで力を出し切れるのか? ではないでしょうか。

 関学については、十分な力はあると思います。個人戦2位の西原成駿(2年・関学高等部)/浅原宗一郎(4年・東大寺学園)やリーダーの舟木葵(4年・中村学園三陽)/喜田将史(2年・高松工芸) は7位、女子イン5位・個人戦20位の三好紀子(4年・芦屋)/山口茜(4年・啓明学院)とバランスは取れているかと思います。

 ただ、順位のバラツキは激しいですよね。この点は団体戦では大きなマイナスポイントです。しかしながら個人戦で7レース中4レースも同校がトップフィニッシュした訳ですから、調子に乗った場合はかなり期待できるだろうし、団体戦に徹した走りはこの力なら優勝は十分可能でしょう。

外道無量院
 慶應は春とは見違えるように良くなった。それは全く同じ印象だ。関東インカレでは、エース艇の佐藤帆海は当然として、2番艇の阿部七海が大柄なムルター・オーウェンをクルーに乗せていたとはいえ、女子スキッパーながら初日の強風下で行われた5レースをオールシングルで走り切ったのには特に感心した次第だ。3番艇のスキッパーは増田健吾から細沼豪太に乗り代わったりしていたが、内容としてはけっして悪くない。470同様に、ほぼメンバーが固定出来たのが大きい進化だろう。

 課題は生ちゃんが言うように、早稲田同様に軽風域の安定性。

 関学については、関西インカレで関大と抜きつ抜かれるの大接戦を演じた上での惜敗だった。3番艇の差というよりは、エース艇の決め手の差が勝敗を決した感がある。しかし、72艇もの大フリートともなる本番では、いかに大きなスコアを叩かないかがより重要なので、関大を評価する以上、関学にもそれなりに期待して良いかも知れない。

 関学のメリットは、一見地味に見えるスナイプのクルーに高校以前からの経験者を揃えている事ではないかと考える。クルーがより幅広い役割をこなしてくれればくれるだけ、スキッパーはヘルムとメントリだけに集中できる。これは大フリートになればなるだけ、その優位性は生かせると思う。

 その1つ証明が、2番艇格ながら、あと少しで個人戦タイトル2連覇だった西原/浅原の艇だ。クルーの浅原宗一郎は、昨年の個人戦チャンプ・クルー。今年は最終日の第6レースで日大・伊村艇に逆転を許して準優勝に終わったが、あわや2連覇の見せ場は作った。余談だが、彼の父、浅原慈樹氏は、全日本470で準優勝(1985年・津)した他、数々の実績がある名クルーだ。

生ちゃん
 へぇ〜、そうだったんですね。話は変わりますけど、個人戦のデータを計算してみると鹿屋も決して侮れませんよ? 個人戦の成績を集計してみると?

1. 日本大・・・・・・257点(英語1)
2. 同志社大・・・・・319点(英語2)
3. 鹿屋体育大・・・・349点(英語0)
3. 関西学院大・・・・349点(英語2)
5. 慶應義塾大・・・・424点(英語0)

 となりましたが、力自体は若干劣るのかも知れませんけど、堅いレースを心がけたらチャンスはあるってことですよね。これは他チームにも言えることだと思います。

 そろそろ結論といきましょうか? 外道さんどうぞ!

外道無量院
 鹿屋の春ランキング3位は、そう的外れでも無かったというデータかな。まあ、そう結論を急がせては行けない。470では8チームに優勝の可能性をあげながら、スナイプはまだ6チームの名前しかあがってないではないか。

 優勝までは難しいとしても、既に名前の上がった「6強」の一角を崩して、入賞圏内に飛び込んだり、あわや、という見せ場を作りそうな大穴候補を2、3チームあげてからにしよう。

 それでは、生ちゃんからどうぞ。

生ちゃん
 そうは言っても難しいですよ? 今年は。関東勢も4位以下は得点が極端に離れているし、近北も2位以下はダブルスコア。関西3位の甲南は少々可能性がある程度か…。となると、九州2位の九州大ということになるんですかねぇ〜。

 実際レギュラーをみても村上広司(4年・修猷館)、橋元隆(3年・鶴丸)の昨年来の布陣に加え、ジュニア・ユース出身のルーキー高山達矢(1年・大分上野丘)と期待できる布陣ではあります。ちなみに高山の弟大智は、インターハイ準優勝と結果を出している。ちょっと注目してみたいですよね。

外道無量院
 そうくるなら、七大戦(戦前の旧七帝大による対抗戦)で九州大をスナイプに限れば破った京都大と東北大にも期待したいところだ。京都大は個人戦出場がなく、少し力を計りにくいが、東北大は2艇出てきてどちらも20位台前半。結果だけなら共に早稲田の2艇を上回っているのだ。

 部員が56名もいて、その中には高校以前の経験者が6名もいると聞く。セレク組で固めた私学勢に一泡吹かせてくれる場面もあるか。あと、関西インカレで和歌山大との激戦を勝ち抜いた甲南大には今年の全日本ジュニアスナイプ優勝の尾崎玄弥(3年・県芦屋)もいるな。

 それでは、スナイプの結論にいこう。

外道無量院のまとめ
◎・・・・日本大
〇・・・・同志社大
▲・・・・早稲田大
△・・・・慶應義塾大
△・・・・関西大
△・・・・関西学院大
△・・・・鹿屋体大
△・・・・甲南大
△・・・・明治大
注・・・・京都大、東北大、九州大の旧七帝大勢 

 散々に迷ったが、内容的には物足りないものの関東インカレ優勝と個人戦の全艇入賞に敬意を表して日大を本命とした。この時期、4日間とも強風が吹き続けることも無いとの読みも含む。対抗はどのような条件になっても安定感がある同志社。総合3連覇を睨んで3位以内は外せない戦いだろう。

 面白いのは早稲田と慶應だ。共に個人戦の時のように惨敗もあるかも知れないが、日大と同志社をまとめて負かす可能性を一番秘めるのが早慶の両チームと見た。次に関西水域の関関。ともに3番艇に不安を残すが、英語や大たたきせずに走れれば優勝に絡む可能性を持つだろう。

 この「早慶」と「関関」は面白い関係で、どちらかが良いとその相手もソコソコに来る。早稲田の総合3連覇・スナイプ連覇時代、慶應も上位入賞していたし、関学と関大は共にこの10年ほどで部員数を増やし、強豪の仲間入りを果たした。

 以下は入賞争いだろう。2008年の勝者、鹿屋体大は九州王者としても大きくは負けられないだろうし、地元の九州大が注目されるなら、京都大、東北大も黙ってはいられまい。

 生ちゃんは?

生ちゃんのまとめ
◎・・・・早稲田大
〇・・・・日本大
▲・・・・関西大
△・・・・同志社大
△・・・・関西学院大
△・・・・慶應義塾大
△・・・・鹿屋体大
注・・・・九州大

 本来なら3艇揃っていると思われる日大を本命にしなければならないが、関東インカレで欠点を見せてしまったことを重くみて、勢いのある早稲田を本命、日大を対抗とさせて頂きました。

 それ以下は、力的にはほぼ同等だと思っても良いのかもしれません。その中で一番気になるのは関大でしょう。関学に勝ったことを評価し、単穴とさせていただきました。

 ここに挙げたチームはそれぞれ力はあり、優勝できるチャンスは十分にあると思います。チームレースに徹したならば、勝利に近くなるのは間違いないでしょう。

※総合へ続く

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