真夏の葉山でテーザーミッドサマー開催!

  • 26
  • Aug

 8月24日、テーザー級の公式レース「ミッドサマーレガッタ」が葉山港で開催され、25艇が出場しました。前日には強風のセーリングをテーマとした練習会が開催され、夜の部ではテーザー級には珍しく(?)理論的な話も多く飛び出す盛り上がりとなりました。(レポート/池田陽平、写真提供/日本テーザー協会

14.08.26_12
葉山で開催されたミッドサマーレガッタ。軽風で4レースおこなわれました。写真は優勝の池田/森組

 前日の練習会では強風のテーマにふさわしく9メートル前後の風の中、スタート練習、コース練習を行いました。夜の部(ミーティング)では、佐藤浩章選手が講師となり、ビデオや資料を用いながらテーザーのセッティング、走らせ方について議論を行いました。

 面白いのはテーザーの走らせ方に決まった正解はなく、色々な意見が出ることです。例えばバング。可動式トラベラーカーによってメインセールトリムができるテーザー級では、強風でもバングを引かずに帆走することが可能です。バングを引いたほうがよい、いやそうではない、という意見が出され、マストベンドやデパワーの観点から様々な議論に発展しました。

 学連出身者や、クルーザー経験者、テーザーでセーリングを始めた方など様々なバックグラウンドを持つセーラーがテーザーを楽しんでいますが、経験やレベルに関係なくセーリング技術について気軽に語り合えるのもこのクラスのよさだと思います。

14.08.26_14
前日には海上練習と講習会が開催されました。熱気あふれてます!

燃えるテーザー軍団が葉山沖で勝負

 さてレースです。前日の風が残ると予想されましたが、反して軽風中心のレース展開となりました。

 第1レース、石井/登尾組が先行して1上マークを回航、そのままトップフィニッシュ。クルーの登尾選手は昨年のミッドサマーレガッタも石井選手と出場していますが、その時はトラブルもあり満足のいく結果ではなかったとのこと。今回はリベンジを期して燃えています。続いて2位山本/小池組、3位池田/森組がフィニッシュしました。

 第2レース、第3レースでは、ともによいスタートをきってリードを守りたい池田/森組を佐藤/村岸組が猛追撃する展開となりました。1上マークからテール・トゥー・ノーズで競い合い、フィニッシュも僅差で池田(筆者)は、終始気が気でありませんでした。

 第2レースは1位池田/森組、2位佐藤/村岸組、3位石井/登尾組となり、第3レースは1位池田/森組、2位佐藤/村岸組、3位山村/吉田組となりました。山村/吉田組は、第2レース終了後に2人で真剣な協議をした結果、その後成績が急回復したのだそうです。

 第4レース、カットレースがないため順位を下とすリスクを抑えようとする選手と逆に大逆転を狙っている選手の思惑が交じり合う中、スタートします。復活した山村/吉田組が抜群のレース展開で1位回航、そのままトップフィニッシュします。池田/森組が食らいつき2位、石井/登尾組が3位に入りました。

 テーザー公式レースの予定はワールドメモリアルレガッタ(9月21日・和歌山)、オータムレガッタ(10月19日・江の島)、全日本選手権(11月2〜3日・稲毛)と続きます。皆さまの参加をお待ちしております。

 日本テーザー協会では練習会等の強化策に加え、チャーター艇制度も検討しています。テーザーのレースに出てみたいという方は、日本テーザー協会までお問い合わせください。

14.08.26_16
真夏の葉山に25艇が集まりました

14.08.26_15
総合2位の石井/登尾組

14.08.26_11
総合3位、佐藤/村岸組

14.08.26_13
テーザー級は秋からレースが満載。全日本選手権は11月に稲毛で開催されます

14.08.26_10
テーザーミッドサマーレガッタ成績表

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
BayTrip Sailing
ポール・スチュアート
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
入船鋼材
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
Velocitek
銚子マリーナ
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ハーケンジャパン
ファクトリーゼロ