最高に不運な1日。七尾スナイプ全日本2日目

  • 14
  • Nov

 11月14日、石川七尾で開催されている「全日本スナイプ選手権」2日目。暴風雨により中止となった大会初日に続いて、不安定な天気が続く七尾湾。満足の風でレースをおこないたい選手の気持ちとは裏腹に大会2日目もレースをやらせてくれません。(BHM編集部)

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七尾湾(北湾)で開催されているスナイプ全日本。大会2日目は風に翻弄される1日となりました。午後からおこなわれたレースでは快走シーンも見られましたが…。photo by Junichi Hirai

 強い冬型の気圧配置となっている日本列島は今シーズンいちばんの冷え込みです。北日本の強風予報は引き続き、冷たい風が吹く七尾でも強風・雷注意報が発令されました。海上の天気はめまぐるしく変化して、大きな雨雲の塊と強風、雷、微風、強い日差し、再び強風が交互におとづれ、大会を翻弄しました。

 晴れ渡る気持ちのよい朝の風景は、選手が海に出ると一変。大粒の霰(あられ)が降ったかと思うと38ノットの強烈ガストが入り、スタートするまもなく一旦帰着することに。昼まで陸上待機したのち風が落ちついたのを見計らって海上に出て、ようやく第1レースがスタートしました。

 絶好の中風コンディションではじまりましたが、それも長くは続きません。風は大きく振れながら徐々に落ちてしまいます。さらに遠方から雨雲がやってきて、結局風も最大50度まで振れてしまいゲームオーバー。レースは最終レグを残すまで進行していましたが、ノーレースとなりました。

 このようなコンディションでレースをおこなうのは困難です。雨、強風、晴れ、微風、曇り、中風、雷、雨、強風をループするという「最高に不運な1日」となりました。スナイプ全日本は2日目を終えて、まだ1レースもおこなえていません。明日は大会3日目。そろそろエンジンを始動したいところですが…。

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雨が上がると強い日差しがあらわれます。午前中は雷が通過するのを待ってから、みんな元気よく出艇しました。phto by Junichi Hirai

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和倉温泉ハーバーのスロープから船をおろした先150メートルぐらいまでは、センター・ラダーが取り付けられないほどの遠浅です。底質がヘドロなのでズボズボと歩きにくく、気分良いものではありません。photo by Junichi Hirai

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海上に出ると大雨に加えて霰(あられ)も降ってきました。じっとがまんするしかありません。photo by Junichi Hirai

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雨が通り過ぎると強い日差しと青空が。いい風が吹いて最高のレースが始まると思っていると…。photo by Junichi Hirai

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吹きすぎ!38ノットのガストがズドンと入って海上は地獄絵に。当然ハーバーバックとなりました。photo by Junichi Hirai

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陸上待機後、虹が出てきて再出艇です。photo by Junichi Hirai

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フルハイクの風でようやく第1レースがスタートしました。photo by Junichi Hirai

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しかし、2上マークを回航すると急に風が弱くなり、大きなシフトが入ってレースは中止に。第1レースは明日へ持ち越されました。photo by Junichi Hirai

◎2014全日本スナイプ公式サイト
https://sites.google.com/site/2014snipealljapan/

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