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好天葉山開催!テーザースプリングレガッタ

 4月26日、27日の2日間、葉山港でテーザークラス毎年恒例の「スプリングレガッタ」が開催されました。学生のインカレ予選とも重なり、にぎやかな葉山港で充実したレースが実施されました。(レポート・写真/日本テーザー協会)

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24艇が葉山に集まったテーザースプリングレガッタ

 最高の天気、コンディションに24艇が集まり、2日間で8レースを満喫しました。いつもの参加メンバーに加え、何年振りかの参加者、意外な組み合わせでのペアなど「何でもアリ」なのが、このテーザークラスらしいところです。

 初日は軽風の予想にも関わらず、出艇時には南風が入り始め、常に8〜12ノットの安定した風で順調に4レースを実施しました。

 初日から飛び出したのは、江ノ島の佐藤/村岸組です。初日の4レースを2-1-1-1と圧倒的なレース展開でした。2位には地元葉山の山本/石井組、3位には稲毛の山村/吉田組が続きました。

 初日終了後にはレセプションパーティーが開かれました。レセプションでは、前年度最も活躍した選手に贈られるテーザーセーラーオブザイヤー2013、および皆勤賞を称える表彰式が行われました。

山村選手が三連覇!テーザーセーラーオブザイヤー

 テーザーセーラーオブザイヤー2013には、山村太郎選手が選ばれました。強豪ひしめく中、何と三連覇を成し遂げました。山村選手の勢いを止めるのは誰でしょうか? この賞は実力だけではもぎ取ることができません。レースへの参加率も影響が大きいからです。

 レセプションでは、今年4月からの新しい日本テーザー協会(JTA)の会長、新理事体制の紹介がありました。新体制の目玉はやはり何と言っても、次々回の日本ワールド開催になります。2016年か2017年での日本での開催が決まっており、この大会に向けてのテーザークラスの強化、普及、広報戦略がメインテーマとなります。田中郁也新会長、各担当理事から熱い意気込みを聞くことができました。

 日本でのワールドで優勝者、上位入賞者を出し、また多くのセーラーがテーザーワールド参加を目指して活動していくことに、微力ながら貢献できればと考えております。

 テーザークラスはアットホームなクラスです。楽しく、でもレースは厳しく、充実したセーリング活動をしています。新たな参戦者をお待ちしております。始めるにあたっての艇の問題、練習環境などいつでも気軽にJTAまでご相談ください。問合せ先:publicity@tasarjapan.org

佐藤/村岸が最終レースを待たず優勝を決める

 さて、話はレースに戻りますが、2日目も安定した南の風が10〜16ノットが入り、予定通り4レースが実施されました。2日目も安定した走りを見せたのは、江ノ島の佐藤/村岸組です。1-1-1とトップを走り、最終レースを残して優勝を決めました。

 2位は関西から参戦した石川/泉組です。2日目を2-3-4-3を安定した成績で纏めました。軽量チームにも関わらず、軽風でも強風でも安定した成績を残すのがこのチームの特徴です。3位は稲毛の山村/吉田組です。スキッパーの山村選手が体調を崩しながらも3位に食い込みました。

 グランドマスタークラスの優勝は、葉山の山本/石井/小池組です。全く年を感じさせない、走りに今後のますますの活躍が期待できます。マスタークラスの優勝は、江ノ島の佐藤/村岸組でした。

 今回の運営は、葉山フリートの若手を中心に運営が行われました。綿密な準備、テンポの良いレース運営、楽しいレセプションとテーザークラスを大いに盛り上げてくれました。

 次回の大会は、7月13日に西日本選手権が芦屋で開催されます。前日の7月12日午後からは、練習会を実施予定です。皆様の参加をお待ちしております。

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優勝の佐藤/村岸

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2位石川/泉

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3位山村/吉田

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2014テーザースプリングレガッタ成績表

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