ラジアル全日本、土居愛実4度目の優勝!

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  • Nov

 11月26日、愛知県蒲郡・豊田自動織機 海陽ヨットハーバーで開催された「レーザーラジアル全日本選手権」。すべての天気予報が無風を示し、ノーレースもやむを得ないと誰もが考えていた大会最終日。昼前ごろから風が入り、今大会のレース実施最低風速の目安になっている6ノットを超え、軽風コンディションのなか決勝2レースが行われました。(レポート/永井久規)

 風待ち陸上待機の時間にも「レースがやれるなら、なるべくたくさんやって欲しい」と自信たっぷりに話していた土居は、圧倒的なレース運びを見せます。

 スピード、展開ともにほぼパーフェクトの内容で今日も2-1と他を圧倒し、カットレースを除くと、全てのレースで3位以内にまとめるダントツのスコアで2012年ぶり4度目の優勝を飾りました。

 同日に行われている江の島470全日本で優勝した兄と揃い、兄妹優勝を達成です。オリンピックでのメダル獲得という大目標に向け、着実に成長している姿が印象的で、今後の活躍がますます期待されます。

 一方、軽風になると体重の重い男子選手は、厳しい戦いになりました。しかしながら、瀬川・南里の2人だけは、スピードで劣るものの丁寧なレース運びが光り、瀬川が7-7、南里が13-5とスコアをまとめ、総合で瀬川が2位、南里が3位になりました。

 JSAFオリンピック強化委員会の飯島コーチは、「今日は二人の丁寧なレース運びが印象的でした。当初はラジアル全日本になぜ2人がエントリーしているのか? と思いましたが、『土居愛美』というセーラーから何かを得ようとする姿勢が見られ、少し見直しました。彼らにとって成績以上に実りのあるレースになったと思います」

 とコメントしたように、年齢・性別・種目が異なるものの、世界トップレベルの実力を持つ土居をリスペクトし、貪欲に技術を吸収しようとしていました。瀬川はレース後に「勉強になりました」と話すなど、今大会を通じて得たものを今後のオリンピック選考に活かして欲しいと思います。

 また、4位には昨年優勝の蛭田、5位には原田が入りました。今大会では第一人者の土居に水をあけられる内容になりましたが、12月に開催されるナショナルチーム選考レースでは今一度の奮起を期待したいと思います。

 今大会はレース運営を担って頂いた愛知県連をはじめとする多くの皆様の協力で成功裏に終えることでき、実行委員会としてほっとしているところです。心配されたコンディションも終わってみれば風に恵まれ、選手の皆さんには、満足頂けたと思っています。ありがとうございました。

14.11.26_01
2014レーザーラジアル全日本成績

入賞者一覧
総合
 1位 土居愛実
 2位 瀬川和正
 3位 南里研二
 4位 蛭田香名子
 5位 原田小夜子

ユース男子
 1位 藤本拳
 2位 豊島以知朗
 3位 中島成興

ユース女子
 1位 林佳奈
 2位 辻アンナ
 3位 LEE DAYEON

中学生男子
 1位 杉浦涼斗

中学生女子
 1位 辻アンナ

アプレンティス
 1位 粟野和昭

マスターズ
 1位 山内俊夫

グランドマスターズ
 1位 能代仁

グレートグランドマスターズ
 1位 加藤重雄

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