全日本個人戦への切符を掴むのは誰だ?関西学生個人戦が開幕!
6月21日、兵庫県西宮沖で「2025年度関西学生個人選手権」が開幕しました。今大会は8月末に予定されている全日本学生個人選手権の予選となります。1日目のきょうは3レースを実施しました。(レポート/藤原葉菜 BHM編集部)

全日本個人戦に向けた予選となる「2025 年度関西学生個人選手権大会」が本日より開幕しました。今年も例年と変わらず、予選を通過できるのは両クラス各6艇ずつです。
本日は朝から強い日差しの一日でした。今季の西宮には珍しく、陸上待機から始まりました。10時20分に470、10時25分にスナイプが出艇。南西から8.5ノットの風が吹くなかでレースがスタート。
午後には午前中の2倍の強さとなる17ノットの風が吹くコンディションに。本日は最大4レースを予定していましたが、安全のため3レースで終了しました。
470は大混戦です。昨年の全日本個人戦で4位となった鶴本優士/横溝 大(関学大)に、オープンレガッタで学生優勝した市川太陽/太田希海(神戸大)が続きます。さらに3位から7位までは10.5点差と、あすの結果次第では十分に順位が入れ替わる可能性があります。

スナイプは第1レースで関学大がトップから4艇続けてフィニッシュ。4位まで関学大が独占しています。注目は5、6位争い。5位の寺岡晃一郎/岩田優人(神戸大)、6位の大平颯良/上村侑花(関学大)、7位の市川大歩/小澤颯万(大阪大)の点差がわずか1点ずつで1日目を終えています。

昨年、470は関学大が3艇、関西大、大阪大、近畿大が1艇ずつ。スナイプは関学大が3艇、関西大、神戸大、甲南大が1艇ずつが全日本個戦へ出場しました。
明日、最後に笑うのはどのペアでしょうか。2日目も風が強くなる予報で最大4レースを実施する予定です。





