絶景の猪苗代湖でILCAを満喫!2025ILCA東北選手権
6月7、8日、福島県猪苗代湖で「2025 ILCA 東北選手権」が開催されました。猪苗代といえば、透明度の高い湖と、磐梯山の壮大な景観が魅力です。そんなロケーションでレースができるなんて、まさに贅沢そのもの。風に翻弄されながらも、美しい景色に癒される、最高の週末となりました。(レポート/岩田慧吾 霞ヶ浦フリート)

さて、今回のレースをひとことで表すなら「とにかくシフティー!」です。スタートでうまく飛び出せたとしても、次の瞬間には風向が大きく変わり、アドバンテージが一気に失われる展開も少なくありませんでした。
特に印象的だったのは、タクティクス以上に、しっかりとブローを見極め、コース全体を大きくとらえた選手が着実に前を走っていたこと。逆に、あせって早めにタックを切ったり、風のないエリアに入ってしまった選手は、ズルズルと順位を落とす場面が多かったように思います。
とはいえ、こうした難しい風にどう対応するかを現場で学べるのも、レースの醍醐味のひとつ。うまくいかなかった悔しさを糧に、次こそはブローを掴んで、上位フィニッシュを目指したいと思います。
レース後のレセプションでは、選手同士で健闘を称え合いながら、和やかに歓談。会場となったレストランでは、地元の味覚を活かした温かい料理に加え、たっぷりのサラダや生ハムなどの洋風メニューも並ぶ、豪華なバイキングが用意され、どの料理も本当に美味しかったです。そして何より、猪苗代フリートの皆さんの丁寧な運営と温かいホスピタリティに、心から感謝いたします。
選手としてだけでなく、ひとりの“レーザー乗り”として、心地よい時間を過ごさせていただきました。来年の春の東北選手権も、今から楽しみにしています。またぜひ、猪苗代の風と再戦させてください!
追伸:本年、茨城県初となるレーザーフリート「霞ヶ浦フリート」を立ち上げました。社会人セーラーを中心に活動を広げていますので、レーザー乗りの皆さん、ぜひ霞ヶ浦にも遊びに来てください。湖上でお会いできるのを楽しみにしています!










※※※※※※※※※※※※※※※※※
バルクヘッドマガジンでは、ヨットレースやセーリングイベントのレポート、大会の開催案内、セーリング情報などを募集しています。みんなで日本のセーリングを盛り上げていきましょう!
バルクヘッドマガジン編集部メールアドレスeditor@bulkhead.jp※※※※※※※※※※※※※※※※※