過去最高116艇エントリー!関東470選手権予選レース・レポート
6月14、15日、「2025関東470選手権予選 兼 2025年度関東実業団ヨット選手権(470級)」が開催されました。本大会には、関東の学生・実業団・ベテランセーラーから過去最大級となる116艇がエントリー。世代・立場を超えたハイレベルな戦いが繰り広げられ、まさに熱戦と呼ぶにふさわしい2日間となりました。(レポート・写真/関東470協会)

DAY1
大会初日は、朝から南風が入り、コンディションは上々。しかし強い追い潮の影響があり、ブラックフラッグ(黒色旗)掲揚によるゼネラルリコールが連続しました。
スタートまでに要した回数は第1レースで6回、第2レースで5回と多くのゼネリコが繰り返されたため、多くの艇がBFDとなり、また、かなりの時間をスタートで使ってしまいました。
BFDになってしまったチームは今後、同じことを繰り返さないように潮を意識したスタート練習をすることが必要だと思います。
レースは学生・実業団・ベテラン勢による拮抗した展開が続きましたが、最終的には実業団選手が抜きん出て上位3位までを占めました。
DAY2
2日目は、朝から強い南風が吹きAP旗を掲揚。11時過ぎに風が落ち、9〜16ノットの中風域の中、風向の振れに加え、波の影響も大きく、艇のバランス・トリム・コース取りと、総合的な操船力が求められる状況で2レースを実施しました。
実業団では、上位8チームを2025年日本実業団ヨット選手権(9月13〜15日青森県むつ市大平マリーナ特設セーリング会場)への関東水域代表チームとして推薦します。
ぜひ関東から多くの選手が全日本実業団大会へご参加されることを楽しみにしています!
次の大会は、7月12、13日に開催される関東470選手権です。本大会の上位50チームに関東470選手権の参加資格が与えられます。
ただし、2024年全日本470選手権に出場したスキッパー、および関東学生ヨット連盟で関東470選手権に推薦されたスキッパーは除きます。
後日、参加資格者は関東470協会サイトで発表しますので、ぜひ多くの皆さんの参加を期待しています。
