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【EOW】好条件で3レース実施。470磯崎・中川組が初日首位

 5月23日、Lypo-C 江の島オリンピックウィーク2025。レース初日の江の島では、国際大会にふさわしく、チームリーダーミーティングが英語、日本語でおこなわれました。(レポート/江の島オリンピックウィーク2025実行委員会)

江の島オリンピックウィークは470級から始まりました。レース初日は北東のシフティな海面で3レース実施。86艇のエントリーを集め、フリート分けせず1グループでおこなわれています

 北東から東寄り10〜15ノットの絶好のコンディションの中で、11時過ぎからレースが始まり、470級で3レースを実施しました。陸上では、明日(5/24土)からのレースに備え、470級以外のクラスの登録受付・計測が行われました。

 今日からレースが始まった470級では、ベテランの磯崎哲也/中川大河組が2回のトップフィニッシュを決め首位。2位には現役大学生の池田海人/末吉源組。3位には大石駿水/福田桃奈組が入りました。

 また、タイからは2艇が参加していて、2022年の杭州アジア大会にも出場したNavee Thamsoontorn/Nichapa Waiwai組は5位に入って健闘しています。

 明日からは、ILCA7級、ILCA6級、420級、49erFX級、29er級、OP級、スナイプ級も加わり、全8種目が江の島沖〜葉山沖にかけて5海面でレースを行います。

470初日は上下コースでおこなわれました。風が上がると練習量の多いチームが前を走ります。上位と下位グループで大きく差がつく展開になりました
京都大は8艇エントリー。部員90名の大所帯で今回は琵琶湖組と分かれて出場しています。自費遠征のため経費を切り詰めながら、今年全日本のある江の島での経験を積むために出場しました
タイ・サタヒップから出場するタイ470チーム。2チームがピアソンボートをレンタルして出場しています
大学生が核となる470級は関東圏の大学が中心ですが、同志社大、日本経済大、京都大、名工大らが遠征出場しています
初日トップに立った磯崎哲也/中川大河(Jpn22 Racing / シエスタ)。日本経済大時代の先輩後輩ペアで、磯崎は2028年LA五輪を目指して活動中。中川は470、ILCA、キールボートを乗りこなすマルチタレントです
風は12ノット前後ながらも、時折入るブローで沈艇が相次ぎました
第3レースで磯崎/中川をおさえてトップフィニッシュを果たした池田海人/末吉 源(日本大)
江の島ヨットハーバーにはオンライン・コミュニティ「SAILMATE」が用意する選手向けのサービスとしてラウンジが設けられ、選手たちは軽食をとったり、おしゃべりをしたりリラックスした雰囲気です
Lypo-C Enoshima Olympic Week 2025 470初日成績
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