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江の島で開幕。第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権

 11月24日、江の島ヨットハーバーで「第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権」が開幕しました。エントリーするのは水域予選を勝ち抜くなど出場資格を持つ84選手です。大会初日は晴天に恵まれましたが、風は弱く午前中風待ち。その後、南西にまわった軽風で2レースおこなわれました。(BHM編集部)

84艇のエントリーで始まった全日本オプティミスト選手権初日。相模湾には珍しいほどの分厚い低い雲が広がり、風は吹き上がらず

 江の島沖は大きなうねりが入り、うねりの谷では船が隠れてしまうほどです。さらに風は弱く、選手はコクピットから出られないむずかしいコンディションでおこなわれました。

 大会初日の成績は次のとおりです。初日が終わり、藤田 蒼士、池田航介、鈴木しおん、といった本年度のナショナルチームがトップグループを形成しています。全日本オプティミスト選手権は27日まで10レースが予定されています。

第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権 初日成績 2R終了時
1 藤田 蒼士(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ・9年)4p
2 池田 航介(個人会員・9年)6p
3 鈴木 しおん(横浜ジュニアヨットクラブ・9年)11p
4 中田 航誠(江の島ヨットクラブジュニア・7年)13p
5 加原 弦季(江の島ヨットクラブジュニア・7年)15p
6 藤田 翔伊(B&G 兵庫ジュニア海洋クラブ・6年)17p

午前中は風待ち。選手たちは江の島ヨットハーバー遊びながら風が吹き出すのを待ちました
午後から海に出てレース開始。しかし、風は吹き上がらず。レースはゆっくりと進行しました
初日トップに立った藤田蒼士((B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)。本年度のワールドメンバーです
キールボート、ディンギーを問わず現役で活躍するセーラーの子どもたち(2世)も多数出場しています。写真は下ゲートで運営を担当する松永鉄也さん(北京五輪470代表。2022年全日本スナイプ優勝)
セーリングセンター艇庫に設置されたセール立て。オプティミスト級ではセールをマストに立てたまま解装します(次の日の艤装が簡単です)。知っている人にはおなじみですが、クラスを知らない人には新鮮な光景かもしれません
第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権 初日成績
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