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医学生セーリング夏の祭典。江の島「第65回東医体」本戦

 8月6日、江の島で開催されている「第65回 東日本医科学生総合体育大会ヨット競技」(東医体)2日目は、風が弱く不安定のため1レースのみおこなわれました。2日目までに4レースを終えて、団体戦は東北大医学部、個人戦は中嶋/中川(順天堂大医)が首位に立っています。(BHM編集部)

東医体は医大生による大学選手権です。出場するのは東医体に所属する東日本の大学で1〜5年生までは選手として。6年生は選手を離れ運営を手伝います

 女子戦に続いておこなわれている東医体・本戦には10大学、29艇が出場しています。種目は470級が採用され、各大学から3艇まで出場でき(艇の変更可)、そのうち順位の良い2艇分の成績の合算で団体総合が競われます。

 東医体は2019年宮城県閖上大会以来となる3年ぶりの開催です。医学部という性格からか、コロナウイルス感染拡大による部活動停止は思いのほか長期間となり、多くの大学が今年から(なかには6月に部活できるようになったという大学もあり)やっと活動を再開できることになりました。

 しかし、慈恵医大医学部や山形大医学部などは大学の許可が得られず部活動はいまだ停止中。また、この期間に部員が減少している大学もあり、例年よりも少ない人数での開催となっています。

 大会2日目は朝から風が弱く、約2時間の陸上待機ののちに出艇。しかし、期待していた南風は吹かず、ほぼオンデッキ以上にあがらない微軽風戦となりました。8月7日は最終日で最大3レースが予定されています。

各大学から集合した大学6年生による運営チーム。彼らは3年前の閖上大会が最後の東医体となりました。選手で出られない悔しさは残りますが、レースを運営することで後輩たちへバトンをつなげます
大会2日目は風が徐々に落ちていく微軽風で1レースおこなわれました。練習が許可されない期間が長かったため実力不足は否定できませんが、一生懸命にレースしている姿が印象的でした
最終レグで逆転、第4レーストップの元田/赤尾(千葉大医)
2日目まで4レースを終えて個人戦暫定1位の中嶋/中川(順天堂大医)
大会会場の江の島ヨットハーバー。ちょうど1年前の今頃は江の島で東京五輪が開催されていました。なんだか信じられません

◎第65回 東日本医科学生総合体育大会ヨット競技
団体戦 参加10校 上位成績
1位 東北大医学部 25p
2位 千葉大医学部 45p
3位 順天堂大医学部 60p

個人戦 参加29艇 上位成績
1位 中嶋/中川(順天堂大医) 8p
2位 久保田/森田(東北大医) 11p
3位 中山/丸田(東北大医) 12p

2022東医体本戦 2日目成績
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