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堤 悠人優勝!第53回全日本オプティミスト級セーリング選手権

 11月20~23日、「第53回全日本オプティミスト級セーリング選手権」が大分県別府市(ササキコーポレーショングループ別府北浜ヨットハーバー)で開催されました。(レポート/日本OP協会レース委員会 松尾英樹 、写真:同協会 青野康広)

別府で開催されたOP全日本。大会3日目、雨が上がると共に、ようやく吹き始めた風でテンポよく4レース実施しました

 大会は新型コロナウィルス感染症の影響を考え、参加艇数を抑え80艇/1フリートでレースが行われました。80艇は全国から予選を勝ち上がって来た選手です。

 前半2日間は、陸上では半袖で過ごせるほどの陽気のため、風も吹かず1レースも実施できず。夜中の雨が上がった後半2日は冷たい北風が10~15ノットほど吹き全7レースおこなわれました。

1、2日目は陸上、海上ともに長い風待ちがありました
風待ちの時間にはプロテスト委員会によるルール講習会を行いました。初歩的なルール講習でしたが、意外と理解できていないルールが多く、選手やサポータやコーチからも様々な質問が飛び、有意義な時間となりました
大会最終日、日程(時間)を変更し、終了時間ギリギリまでレースが行われました。全7レースで2021年のチャンピオンを決定しました
2021年度の優勝は堤悠人(江ノ島ヨットクラブジュニア)。振れと強弱の大きいコンディションのなかで、うまく風を捉えて固いスコアメイクをしていました
写真左より準優勝の池田航介(江ノ島ヨットクラブジュニア:中学2年 写真左)、優勝の堤悠人(江ノ島ヨットクラブジュニア:中学2年 写真中央)、3位の重松陽(夢の島ヨットクラブ:中学3年 写真右)
女子入賞者、写真左から女子優勝の鈴木しおん(横浜ジュニアヨットクラブ)、2位のライナス海波(江ノ島ヨットクラブジュニア)、3位の有本心優(B&G 兵庫ジュニア海洋クラブ)
小学生入賞者、写真左から小学生優勝の岩波将吾(江ノ島ヨットクラブジュニア)、2位の加原弦季(江ノ島ヨットクラブジュニア)、3位の豊澄隆成(広島セーリングスクール)
2022年2月10~13日、蒲郡にて行われる2次選考会(ナショナルチーム選考会)へ参加する40名です。これに加え先日、タイで行われたアジア・オセアニア選手権へ出場していた、後藤大志、岩波萌夏、本多剛、藤田蒼士の4名が加わります
第53回全日本オプティミスト級セーリング選手権 最終成績
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