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風の振れをつかんだ岡田・吉岡が首位に。江の島470全日本3日目

 11月21日、江の島で開催されている「ピアソン全日本470級ヨット選手権2021」3日目の成績です。大会3日目よりゴールドフリート、シルバーフリートに分かれる決勝シリーズがが始まりました。(BHM編集部)

風が振れて逆転に次ぐ逆転。第6レースでトップフィニッシュを飾った岡田・吉岡組から笑みがこぼれました

 曇天の相模湾は北東の風がコンスタントに吹き、4レースを実施。上位の顔ぶれは予選と変わらず、社会人選手が占める結果となりました。風の振れをうまくとらえた岡田奎樹/吉岡美帆が首位、高山大智/盛田冬華、吉田 愛/木村直矢と続きます。

◎全日本470級ヨット選手権 3日目上位成績
9R終了時 参加86艇
1 岡田奎樹/吉岡美帆 14p
2 高山大智/盛田冬華 17p
3 吉田 愛/木村直矢 19p
4 小泉颯作/松尾虎太郎 23p
5 市野直毅/福田桃奈 24p
6 田中美紗樹/永松瀬羅 36p
7 河合龍太郎/中澤太郎 45p
8 小西健治/有田功樹 66p
9 小柳倫太郎/久保田賢人 80p
10 宮前佳月/今村公彦 81p

第1レースは9時30分にスタート。海面から遠い葉山から出艇する船(20艇)がいるため、D旗掲揚は8時前後です。選手たちは朝早くからハーバーで艤装します
上位グループのゴールドフリートのスタート。大会3日目は振れる風と時間で変化する潮が勝敗に影響しました
リオ五輪代表の今村公彦は福岡県タレント発掘事業(運動能力の高い選手を発掘する事業)で選ばれセーリングを始めた宮前佳月(中学2年)と出場。スキッパーをサポートしながら総合10位に上ってきました
北海道から遠征してきた北海道大学2チーム。日本大の船をチャーターして出場しています。母港の小樽は冬季に入り来春まで海上練習できないため、本大会から少しでも多くを学びたいとのこと
大会3日目は午後から雨が降り出してきました。明日大会4日目は前線を伴う低気圧の通過があり、荒天が予想されます
レース運営は東京五輪をはじめ数多くのレース運営をこなす関東470協会が中心となっておこなわれています。多忙を極めたオリンピック運営が終わり、やっと昔のムードに戻った印象です。本部船ではお菓子を食べまくっていました
ピアソン全日本470級ヨット選手権2021 3日目 暫定成績
CATEGORY:  DINGHYINSHORENEWSOLYMPIC