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ビギナー歓迎!東京湾スクラッチヨットレース・レポート

 6月26日、東京オリンピックに向けて粛々と準備中の相模湾のお隣、東京湾で「2021スクラッチヨットレース」が開催されました。スクラッチヨットレースとは、通常のレースと比べてさらに細かくクラス分けを行うオープンヨットレースです。(レポート・写真提供/齋藤匠 横浜ベイサイドマリーナ)

東京湾横浜沖で開催されたスクラッチヨットレース。38艇が出場しました

 この大会は、「あとひと息でいつも入賞に届かないような艇にも入賞のチャンスを」「ビギナーの方にも入賞まであと一歩という体験してもらい、ヨットレースの世界にのめりこむきっかけにしてほしい」という願いのもとに開催されるレースです。

 ただし、ビシバシのレース艇も多数参加してきますので、非常に懐の広いレースでもあります。

 今年はコロナ禍ということもあり、参加艇を横浜ベイサイドマリーナのオーナー艇限定としました。参加艇数も40艇を上限に設定したためあまり公に告知はしませんでしたが、そんな状況でもコロナ禍の中でレースを欲する皆様、敏感に察知していただき38艇のエントリーとなりました。

 さて、レース当日は、晴れ間も覗く曇り空のもと、風向60~90度、風速6~2ノットのコンディションの中、オールクリアで11:00にスタートしました。

 1上マークは下スタートから左海面、海面中央の風を選んだ艇が先行するように見えました。トップ艇は11:29フィニッシュ、最終フィニッシュ艇は12:59(13:00タイムリミット)という記録からも各5クラスそれぞれにドラマがあったことを物語っています。

 次年度以降は、外来艇の参加とレセプションの実施が叶う社会情勢となることを願っています。日本中でワクチン接種が進むまで、あと少しの我慢の期間を共に乗り切っていきましょう!

入賞の各15艇へは名入れしたトロフィーが手渡されますので皆さま楽しみにお待ちください!
2021スクラッチヨットレース 成績
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