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4選手が代表を掛けて出場。フィン級東京五輪代表選考

  5月10日から14日まで葉山港で「フィン級東京オリンピック代表選考」が開催されます。本大会に東京五輪を目標に活動する4選手が出場します。(BHM編集部)

フィン級代表選考が葉山で開催。東京五輪セーリング競技最後の日本代表が決定します

 東京五輪で開催されるセーリング競技は全10種目あります。このなかで9種目の代表選手が決定していますが、フィン級だけが代表選考を終えていません。当初、昨年の世界選手権で選考する予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期、中止に。

 その後、国際大会で選考を実施すると計画されましたが、大会の延期、中止が連続し、最終的に日本国内で選考をおこなうことになりました。次の4選手が東京五輪代表選考へ挑みます。

1952年から五輪に採用されるフィン級は現行のセーリング種目で最も古い歴史を持っています。これまで日本は6大会に出場し、最高成績は21位。1988年ソウル五輪を最後に日本は出場せず、フィン級の国内活動も滞りましたが東京五輪で復活を遂げました。写真は昨年12月フィン級強化合宿より

瀬川和正(31歳)
大阪府出身、龍谷大ヨット部でセーリングを始め、レーザー級で五輪活動を行う。179cm、96kg。米子産業体育館所属

藤村裕二(38歳)
山口県出身。小学3年でセーリングを始め、聖光高、法政大ヨット部を経てレーザー級で活動。178cm、96kg。無所属

西尾勇輝(23歳)
和歌山県出身、和歌山ジュニアでOP級に乗り、高校時代はシングルハンドで活動。190cm、100kg。和歌山県立医科大4年

國米 創(26歳)
ハワイ出身、6歳でセーリングを始め、福岡第一高〜法政大〜アメリカズカップユースチーム海神で活躍。175cm。99kg。アイヴァン所属

◎東京2020 セーリング競技内定選手
男子1人乗り レーザー級
 南里研二(百五銀行)
女子1人乗り レーザーラジアル級
 土居愛実(アビームコンサルティング)
男子2人乗り 470級
 岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)
 外薗潤平(JR九州)
女子2人乗り 470級
 吉田 愛(ベネッセ)
 吉岡美帆(ベネッセ)
男子スキフ 49er級
 高橋レオ(オークランド大)
 小泉維吹(早稲田大)
女子スキフ 49erFX級
 山崎アンナ(ノエビア・日体大)
 高野芹奈(ノエビア・関西大)
男子ウインドサーフィン RS:X級
 富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
女子ウインドサーフィン RS:X級
 須長由季(ミキハウス)
男女混合マルチハル ナクラ17級
 飯束潮吹(エス・ピー・ネットワーク)
 畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)
男子1人乗り重量級 フィン級
 未決定

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